関節は消耗品〜膝痛でお悩みのあなたへ〜
健康体操と訪問リハビリテーションの直子先生です。
高齢者の訪問リハビリで「膝が痛い」という人の9割以上が
『変形性膝関節症』を患っています。
骨と骨が合わさる部分では
関節の端は関節軟骨というクッションで覆われています。
さらに膝の関節の間には半月板という
軟骨が挟まっています。
膝の動きをサポートしたり
関節を衝撃から守る役割があります。
この軟骨ですが
長年
曲げ伸ばし・歩く・走る・跳ぶといった衝撃を受け続けた結果
残念なことに年齢と共に薄くなり
すり減ってしまう傾向があります。
特にO脚の人(まれにX脚の人も)や太っている人は
関節に衝撃がかかるのでよりすり減って
なくなってしまうこともあります。
そう。
関節は消耗品なのです。
なので
消耗を減らせば
関節は長持ちさせることができます。
衝撃をかかりにくくすればよいのです。
そうすることで『変形性膝関節症』は予防したり
進行を遅らせることができます。
つらい痛みを取り除くことも可能です。
☆その方法は3つ☆
①適正体重まで体重を減らす
②膝の歪みを直す
③筋肉を鍛える
筋肉は何歳になっても太く強くすることができます。
筋肉が強くなると
関節にかかる衝撃を減らすことができるので
軟骨のすり減りを防ぐことができます。
関節は消耗品です。
長持ちするように、大切にケアしてあげてくださいね。
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