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「両利きの経営」から 企業カルチャー見直しのススメ

『両利きの経営』共同著者チャールズ・オライリーのインタビューを読んでハッとさせられました。

「両利きの経営」の両利きとは「深化」と「探索」のこと。
つまりは「既存事業の改善」と「新規事業の発掘」ということでしょうか。
この二つの事業を進めるにあたり企業カルチャーを分ける必要があるとのこと。
カルチャーを分ける?どういうことでしょうか。

 二つの気付きをお伝えしますね。
一つ目はカルチャーの定義。
カルチャーというと企業DNAのように理解していたんですが、本当の意味は「行動パターン」つまり「やり方」であるとのこと。えっそうなの!

二つ目はカルチャーは一つする必要はないということ。
普通一つに統一してない?

どういうことなのか具体的に見てみましょう。
既存事業と新規事業をすすめるにあたり例えば企業のカルチャーが「リスクをとること」となるとミス発生率の低減を目指している既存の部署では
「リスクを回避しようとしているうちの部は不要ってわけ?!!!」なんて怒りを爆発させる人が出てきたり。
ここでカルチャーを既存事業と新規事業で分けて「改善を目指す」と「挑戦を続ける」などとすればどちらも混乱することなく各々のカルチャーに沿った行動が出来るようになる。たしかに混乱なくなるかも。

ここで大切なのはどちらへもひいきしないことらしい。
日々一生懸命働いている人にとって自分たちは役に立ってるという実感はモチベーションの維持に直結しますもんね。

一度自社のカルチャーを見直してみるのもいいかもしれないですね。
もしかしたら一つにしてない?

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