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ビバ・モリッシー!!!/トーキョー編


ジャカルタ編からの続きです。今回は最後のほうにスピ入ってるので、嫌いな方はスルー推奨。

飛行機の中から見た朝焼け


モリッシーのキャンセルを食らった後、ジャカルタから日本へ。日本へは3年ぶりと思っていたが実は4年ぶりの帰国だった。海外で生活している者にとって自分が生まれた土地に帰ってくること、それはやっぱりいつでも特別なことに感じる。上空から日本を眺めるといつもちょっと胸が熱くなる。

羽田からリムジンバスとタクシーを乗り継ぎ兄の家へ。兄には以前亡くなった父からのメッセージを伝えたことでアタオカ認定されてたので心配していたけど、全然大丈夫でした(笑)フツーに接してくれる。

昼過ぎに到着し、義姉の作ったご飯をいただいて荷物を少し整理したところで歩いて10分ぐらいのところにあるセブンイレブンへ。いや、疲れてはいたけどなるべく早く発券したかった。モリッシーのチケット。

海外から購入したチケットって整理番号優遇してもらえてるんじゃないかと期待していたんだけど、番号は431番。うーん、微妙。100番台欲しかったけど世の中そんなに甘くないのね。でも豊洲ピットのキャパを調べてみると3千人以上。え、もしかしてこれいいほう?と考え直す。

日本公演が実施されるのか不安は拭い切れなかったけど、まあ4日前にチケット発券されるんだから今のところはキャンセルにはなってない。なんたってソールドアウトだからやる確率は高いよね。公演の2日前ぐらいにはメンバーも東京入りしたらしくこれは確実にやる方向に向かっている。ジャカルタのリベンジなるか!?

私が当日までにやったことは豊洲ピットまでのアクセスとライブ攻略法を調べ尽くすこと。私グーグルマップ見ながらでも迷うくらいめちゃめちゃ方向音痴なので初めて行くところは心配でたまらない。乗り換え駅などを全部メモ。駅から豊洲ピットまでの行き方を写真で説明している記事をブックマーク。

入場して最速でステージ前に行くためにロッカーの位置やトイレなどを確認。ドリンク代とロッカーにいくら必要なのか。当日何を着ていくか、などなど。着ていくのは黒の七分袖にインドネシア製ブートのアイスクリームかぶりつきモリッシーTにした。

お氣にいり♡

当日は朝から緊張して吐きそうだった。今回は一人での参戦だから頼る人がいない。忘れ物はないか何度も確認。物販は4時からだということなので、4時過ぎ頃に着けばいいっしょ、と思って2時半頃に出かけた。甘かった。

途中トイレに行ったり、用意してきたはずの小銭がなぜか見当たらなかったので自動販売機でお茶買って崩したりしてたら着いたのは4時半頃。着いたら物販には長蛇の列。一応最後尾に並んでみたものの列は一向に進まずで、こりゃ絶対入場の時間過ぎるなと思ったのでそこで離脱。運がよければ終わった後に買えるかと思って。

トートと白いTシャツ欲しかった💦

そこでロッカーを確保。私はアタオカのスピ野郎なので(笑)ロッカーの番号にもこだわった。最前列を願ってエンジェルナンバー『444』だぞ。整理番号順に並び始めたところでオーバーコートを脱いでロッカーに入れ、持って来ていた薄手のパーカーをTシャツの上に羽織る。少し寒いけどこれからモリ様を拝めるという期待感でココロは熱い。

アタオカのスピ野郎は番号にこだわるぜ

順番を待ってやっと入場。そのまま中に駆け込む。ステージ前にはもう人がたくさん入っていた。私が位置したのは真ん中よりやや右。私の前には10人くらいいるだろうか。戦闘に備え、着ていたパーカーを脱いで腰に巻き、前で固結びにする。後ろにもどんどん人が入ってきて押されるのでだんだん前に近づいていく。やや窮屈さを感じながらもまだ余裕。

モリッシーが出てくるまでのプレショウが長い。30分以上。とにかくモリッシーが見たいのでどんな動画もうわの空。何でこんなにじらすのか。

画面を見ながらひたすら待つ

前方に背の高い外人さんが1組いて、やだなー、見にくいなーと思っていたらプレショウが終わりそうになったところでまたどーんと後ろから押されてその外人さんたちの真ん中に収まった。前にはストレートヘアの女の子。その子の前には柵がある。これ以上前に行くのは無理そう。

そしていよいよモリッシーの登場。モリッシー出てきた!ちゃんと出てきた!「コニチワ!! ユーアー・ザ・ワン・フォー・ミ―、トーキョ!」思わず大声でコ二チワ返した。モリッシーに再び会えたことが嬉しくて泣きそうになる。前に会ったときから私変わったよ。私強くなったの。もう以前の私じゃないんだよ、そう言いたかった。

そして『WHAT WOULD  YOU DO IF YOU WEREN'T AFRAID 』というバックドロップのメッセージとともに歌い出した。

Live Nation Japanオフィシャル画像より

ライブはただただ楽しかった。ぎゅーぎゅーもみくちゃになりながらリズムに合わせ手を振り、夢中で歌った。他のファンの熱狂も凄かった。それがモリッシーに伝わったんだろう。モリッシーは終始ご機嫌。歌声はパワフルで伸びやか。嬉しかった。この7年の間で私も変わったけど、モリッシーも進化している。7歳年取って衰えてるどころかパワーアップしている。

隣の外人さん、スミス曲は大声でシンガロングするのにモリソロの曲ではだんまりになる。10年間モリッシーだけをを聴き続けていた私からするとモリッシーの醍醐味はソロ曲なんだよ、と言ってやりたかった。言わないけど(笑)

個人的には『I Wish You Lonely』『Irish Blood, English Heart』『Let Me Kiss You』『Speedway』あたり、聴けて嬉しかった。そういえばライブの定番だった『Meat Is Murder』が歌われなかった。最近のセットリストには入っていないのだろうか?

実を言うと今はあまりモリッシーを追いかけることをしなくなったし曲を聴くことも少なくなった。『I Am Veronica』以降の新しい曲もバンドのメンバーのことも良く知らない。それでもモリッシーは私にとって命の恩人(魂の恩人?)で特別な存在。彼の歌は魂をよみがえさせる。もしもジャカルタでモリッシーと同じ便だったら「You saved my soul!」こう言おうと思っていた。妄想に終わったけど。

最前は叶わず握手もできずハグもできず戦利品もなかったけど(多分イメトレ足りなかった)、それでもけっこう前のほうで観れたし、とにかくとにかく!めちゃめちゃ楽しかった!今回のモリッシーは最高過ぎた。今まで観た中で一番の素晴らしいショウだった。モリッシーありがとう!!!

終わってもしばらく動けなかった、その場から。余韻に浸りたくてじっとしていたらまたもや乗り遅れた、物販の列に(笑) 寒空の中、また長蛇の列に並んだ。めちゃ最後のほう、トホホ。

私の番では万引きトート欲しかったのに売り切れ。残ってたのはミートイズマーダーTと柄シャツとパーカーと帽子とポスター。パーカーはもこもこの生地で絶対バリでは着られない。柄シャツ、むむむ、なデザイン。帽子はフォントが氣にいらん。ポスターいらん。で消去法でミートイズマーダーTだけ買った。

ま、いっか、きっと今の私よりモリッシーのエネルギーを必要としている人がいる。私は必要なときにもう十分に受け取ったから。それに絶対私モリッシーと目が合ったと思ったのが3回(←氣のせい?)それだけで満足よ~。

モリッシーは上機嫌で曲の合間合間にたくさんMCをしてた。でも私は英語があまり聞き取れないのでライブ中にモリッシーが何を言っていたのかよくわからなかったけど、後からいろんな人がツイートしてくれてた。その中の一つ。

「私のことを歌手だと思っている人もいるようですが、私はあなたたちの精神科医なんです」

モリたん

まさに!私が一番苦しかったときにモリッシーの歌があったからこそ乗り越えてこれた。なぜ人々がモリッシーの歌に熱狂するのか?それは彼の歌が心の深いところを癒してくれるから。モリッシーは愛の人だ。歌によって愛を分け与えていることで彼の愛は一層強さを増す。

モリッシーはこの世界のしくみをすべて理解していると思う。見えない世界のことも。これから日本が中心となって世界が変わると言われている。それを知っていて日本にだけは来てくれたんじゃないかってなんとなく思ってる。だって他のアジアの国は全滅だったし。(それを本人が意識してるかどうかはわからんけど)

ライブの最初のバックドロップのメッセージは『もし恐れがなかったら、あなたは何をしますか?』これは恐れを手放して本来の自分自身に戻れ、ということを言っている。私が普段チャネリングをしている高次元の存在たちと同じことを言ってるのだ。

私はその期待に答えたいと思う。モリッシーを観ること、それは私にとって『変化』を表す。今までも、そしておそらくこれからも。『恐れ』を手放した先にはどんな自分がいるのか。次にモリッシーに会うときには完全に自由になった私を見せたい。そう思うんだよね。


フルライブの動画。アップしてくれた人ありがと♡


見出し画像:私が撮ったモリッシー大先生ですよ!


アジアツアーが決まったときに書いた記事です。

今のところ、こんなことをしています。


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