アンダー・ザ・ミルキー・ウェイ/導き
The Church - Under The Milky Way
★★★
★★★
ザ・チャーチはオーストラリアのバンドで、80年代当時ニューウエィブファンの間でも注目されていた。
アルバムを持っていた記憶はないのだが、おそらく学生時代バイトしていたレンタルレコード屋に置いてあったものをカセットテープにダビングして所有していたと思う。それも、それほど聴きこんだ覚えはないのだけど。
4年前クンダリーニヨガを始めてから何故かこの曲が気になるようになり、YouTubeで動画を見たり、Spotifyでアルバムを聴くようになった。その頃はすでにスピリチュアルに傾向していたので、この曲には何か導きのようなものを感じていた。そのときはそれが何かは全くわからなかったけど。
先日、夫の田舎からの帰り道、ウトウトと車の中で眠ってしまった。目が覚めたときはすでに家の前だった。留守番をしていた息子に門扉を開けてもらい、車がガレージに収まったところで、カーステからこの曲が流れているのに気がついた。
そしてその後、また車で出かけることになって、夫がエンジンをかけた途端、流れ始めた。この曲はいつか取り上げようと思っていたのだけど、そんな訳で今がそのとき、と感じた。
★★★
改めて訳していると、だんだんこの歌詞が本当は何を言っているのか、浮かび上がってくる。
自分を偽り、ハートに穴を開けたまま生きていると、呼吸は浅くなり、かつて放っていた光は力を弱めていく。そして愛を忘れ、欲望に満ちた世界へはまりこんでいってしまう。
メンフィスは、アメリカのテネシー州にある都市。音楽が盛んなことで有名だった地ではあるが、もともとは綿花の収集地として発展し、綿花産業を支える奴隷を売買するための大市場となった。
そこから考えると、今私たちが経験しているマトリックスに囚われた奴隷のような人生を終わりにするという意味ではないか。すでに個人的なことを問題にしている場合ではなく、集合意識レベルでの変革のときを迎えている。
ちなみにメンフィスという名前は、エジプトの古代都市、メンフィスに因んでいるそうだ。
ずっと何かを探していた。自分に足りないようなものがある気がして。でもあるときそれが間違いだって気がついた。わたしに足りないものなどなく、ただ自分をあるがままに受け入れるということが大切なんだって。
その先に、何か得られるものがあるのだ。それが何なのか、今はまだはっきりとはわからない。それはどこかの、かつてのわたしが持っていたものなのかもしれない。
ただ、導かれているということはわかっている。その導きを信じて、毎日を心穏やかに過ごす、それが今のわたしにできること。
いつか見つけられることを信じてる。それはきっとわたしの中にあるものに違いない。
★★★
見出し画像:4年前noteを始めたときにプロフィールに設定した画像。今も同じ。もうどこから見つけたものなのかすっかり忘れていたけれど、今回偶然同じ画像を見つけた。これも『導き』かもね。
Spotify:noteで書いた曲をプレイリストにしています。
音楽のスピリチュアル話のマガジン。記事がもう92本とは自分でもびっくり。
【YouTube】和訳動画チャンネル。今のところ、ザ・スミス3本。
最後までお読みいただきありがとうございます💛
いつもありがとうございます。 世界に愛を広げていけるよう日々精進してまいります。 応援していただけると嬉しいです💛 https://note.com/purestblue/n/nabf1b9cefc7c