地獄の社会人のはじまり
わたしは大学生の頃、いい会社に入ったら人生勝ち組だと本気で思っていたから、とりあえず就活頑張って、わりと名の知れた給料の良い会社に入ったんだ。(1987年生まれなんで就活は2009年にしてた)
就活って、会社の求める人材と、入社する人のミスマッチが起きないように、徹底的な自己分析が重要って言われていたんだけど、ほとんどの人ができてなかったと思う。し、できていない人達の中でも私はその頂点くらいにできていなかったと思うw
だって会社が欲しい人間なんてのはほぼ決まっていて、素直で、やる気のある、育ちの良い、フレッシュで元気な大学生だったんだから。(学歴があればなおよし)
そういう人間になる為に、わたしは必死で鎧を着ていたように思う。
今みたいにベンチャー企業が人気ではなかったから、大手から内定を貰えないと、みんな人間性を否定されたと思って病む子が沢山いた。(わたしも第一志望の会社の最終面接に落ちた時は体重が30キロ代に落ちた)
そうして頑張って入った会社は、給料は良いがわたしの何の興味もない会社だった笑
海外や国内から鉄材を輸入して、国内の家電メーカーに供給する仕事だったの。
そんでもって私の仕事は営業事務だったから、海外を飛び回るなんて刺激的な仕事はなく、ただただ毎月ルーティンを淡々とこなしていく仕事だった。
内定をもらったときはもう嬉しくて「私って無敵‼️」状態だったのに、入社して仕事内容を日々覚えていく毎に、「これを毎日やるってこと…?そんなの地獄じゃん…。」と自分のした間違いに気付いてどんどん意気消沈していった。。
それから、完全にやる気を失って、やりがいなんて一個も見つけられずに、「昨日の彼氏とのデート楽しかったなー次いつ会えるかなー」とか考えて
ただ時間が過ぎるのを待つような腰掛けOLになっていったの👩💼
だけど、一年後…その終わりが来るんだ〜
つづく
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