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1on1の使い方

チームの仲間から「面白いモノがある」と教えてもらいました。彼は情報感度が高く、いつもフレッシュな観点を提供してくれます。
今回は、1on1を効果的に実施するためのアプリの広告。上司・部下・人事担当者各々の立場から、1on1にまつわる本音を川柳にしたもので、思わず笑いが出ました。

どうやればうまくできますか?

私がよく聞く1on1に関する上司の悩み、“3大あるある”。

① 会話が盛り上がらない
② 自分ばかり話してしまう
③ 部下が本音を語ってくれない

この3つは連動していて、①なので沈黙が嫌だからつい②になりますし、そもそも③だから①なわけです。
「どうやれば本音を話してもらえるか?」と「やり方」に意識が向きがちですが、本音が出るかどうかに影響大なのは「関係性の質」です。誰しも、信頼していない相手に大事なことは話しません。

上司にすれば、「わかっちゃいるけど…」イタイ所。上司・部下の関係性は日々の関わりの中で、頻繁に浅く、ここぞという時には大胆に深く、継続的に耕していくもの。これまた、皆さんよ~くわかっておいでのように、時間のかかることです。だからこそ、今すぐ良く効く「やり方」の特効薬が欲しくなるんですよね。

関係性の質が変わりにくいのは、レッテルのせい

人間の認識の特徴として、周囲の人に無意識的に「レッテル」を貼り、「義理堅い」「頭がいい」「細かいことにうるさい」などと決めつけて、その人を分かったような気になる傾向があります。
そして、一旦特定のイメージが出来上がると、それが否定的でも肯定的でも、自分が無意識的に思い込んでいる人物像を上書き保存するための情報しか取り入れなくなります。苦手な人は苦手なまま、関係性の質は変わりません。

1on1で距離を縮める、逆転の発想

1on1は会話の形式の一つですから、その目的は自由に設定可能です。よくある、キャリア開発支援や業務の進捗管理以外にも、使い方は様々。

あなたは、どんな目的で1on1を使っていますか? 
その目的を部下とどの程度合意しているでしょう?

関係性を耕すことは、1on1をうまくやるための特効薬ではありませんが、1on1というツールを使って、比較的速やかに関係性を良い方向へと変化させることはできます。
凝り固まったイメージ以外の「相手の新しい側面を知ろう」として関わると、おのずと相手は話したくなるものです。なぜなら、その関わりこそ、相手に興味を持って聞く「傾聴」の姿勢だからです。

何かを解決しようとしなければ、自然とうまくいく

「ちょっと詳しい自己紹介」を目的に、切り口を変えて何度か1on1をやってみるのはいかがでしょうか? 相手に話してもらうだけでなく、セッション時間の1/3位はあなた自身の話もしてください。

相手を知る・自分を知ってもらうことが目的ですから、その時間内で何か答えを出す必要はありません。

子供のころ夢中だったこと、学生時代のこと、社会人になってからインパクトのあった事件など、まずは二人で話しやすそうなテーマから始めて、抵抗なく話せるレベルの自己開示でOKです。ちょっとギクシャクするのも愛嬌だと思って、テーマを変えて何度かやってください。お互いへの新鮮な発見をするたびに、自然と関係性が良くなっていきます。

今、なんとなくうまくいかないな…と感じておいでなら、逆転の発想で1on1を利用してみてください。

冒頭の話のアプリの広告は

1on1支援ツール Kakeai (カケアイ)【1on1を詠む会】
https://youtu.be/9fspfv6V4Ms

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