自分とは異なる意見がとても大切だと感じるようになりました
ピュア・エッジ「Edge Faci-Leader ファシリテーション型リーダーシップ開発トレーニング」受講生インタビュー、今回はオンライン開催を活かしてアメリカから参加してくださった香月俊裕さんです。
香月俊裕(かつき としひろ)さん
マクセル株式会社 経営戦略部経営企画部 Maxell Corporation of America 駐在
分かっているのに実践できない
──なぜ、14時間の時差を越えてまで受講しようと思ったのですか?
これまでNLPなどを通して、自分なりに人間理解を深めてきました。でも、打ち合わせなどの機会に、そうした学びを活かせない、分かっているのに実践できないという課題を抱えていたんです。例えば、自分とは反対の意見が出たときに、感情的に反応してしまうなど。そんなときにファシリーダー講座の体験セミナーを受けて、「これはいまの自分に必要かもしれない」と思い、受講を決めました。
自分とは異なる意見や真逆の意見が大切
──受講による収穫はどのようなものですか?
講座を受けていくなかで、自分とは異なる意見や、真逆の意見がとても大切だと感じるようになっていきました。それまでは自分の意見を通したいがために、「こっちが正しくて、そっちは間違っている」と捉えがちだったんです。でも、「そういう視点もあるのか」と受け止められるようになっていきました。さらに、こちらが否定せずに聞くようになると参加しているメンバーからも多様な意見が出はじめて、場が活性化することが多くなりました。
もう一つ、受講によって得たものがあります。それは、「相手に集中すれば、必要な質問は自然に生まれてくる」ということ。自分が聞きたいことや、こうであってほしいと考えている内容ではなく、その場で最も大切な問いが湧き上がってくるのです。なかなか説明するのが難しいのですが、講座のワークを通じてこの感覚を体感し、腹落ちさせることができました。
こう言うと優れたファシリーダーに生まれ変わったように受け取られるかもしれませんが、そんなことはありません。打ち合わせなどの現場では、学びを実践できずに終わる場合も多々あります。それでも、「何が、どうしてできなかったのか」。そこに気付けるようになりました。加えて、一度自分ごととして腹落ちしているので、うまく行っていないときにも自分のなかの確かな感覚を呼び戻して修正することができます。これはとても大きな収穫でした。
得られた「分かったという深い実感」
──4ヶ月間の講座を振り返ってみて、改めてどんなことを感じていますか?
全体を通して自分たちで答えに気づき、導いていくように設計してあるので、分かったという深い実感が得られます。奥行きのある本質的な内容なので、ファシリテーションに限らず人間関係やチームビルディングなどにも応用できるのではないでしょうか。受講後も、同期の方たちと実践してみての気づきなどをシェアし合っています。これからも学びを深めて、よりよい場が生み出せるファシリーダーを目指していきたいと思っています。
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土曜日終日のセミナーは、アメリカの現地時間では金曜日の夜7時から早朝4時まで。それを感じさせずに、誰よりも積極的に学んでくださっていた姿が印象的でした。今後、仲間との読書会にもチャレンジされるとのことです。
Edge Faci-Leader ファシリテーション型リーダーシップ開発トレーニングの詳細についてはHPをご覧ください。
インタビュー/執筆:大村 隆
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