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ゴッホのここが好き!

こんにちは、普通の会社員 たた と申します。
今回は自分が好きな画家 ”ゴッホ" について書いてみようと思います。


好きになったきっかけ

大学時代自分が失恋したときにふらっと本屋で見つけたのがゴッホの画集でした。

何かで気を紛らわせようといろいろ本を手に取っていた時、
ちょうどゴッホの画集があったので見てみると、
ゴッホの書く風景が優しくて穏やかで、もう何も考えず、
この絵のようなところでただ休みたい…と感動しました。

『サン・レミの風景』 1889年

それ以来ゴッホのファンになりました。
元々絵が好きで大学で西洋美術の授業を取るなど興味はありましたが、画集を買ったのは初めてでした。

ゴッホとは(読まなくていいです)

ゴッホは19世紀の終わりごろ(1880年くらいに絵を描いてます)の画家で、有名な絵は「ひまわり」という作品です。
どこかで一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

『ひまわり』1888年

鮮やかな色彩と独特な画風が特徴で、精神的な病に苦しみな一時自分の耳を切り落とすなどやばいことになりながら絵を描き、37歳で自殺したというなんかすごい人です。
正直どんな人だったとかどうでもいいっすね…。

なんで好きなの?

色使いと描き方がすごく好きですが、なんといえばいいのかわからないので、特に好きな絵を二つピックアップして紹介しつつ好きなポイントを
伝えられたらと思います。

夜のカフェテラス

この『夜のカフェテラス』という作品は色がとても素晴らしいと思います。
青く輝く夜空と黄色く光るカフェが目を引き、冷たい夜風とカフェテラスの喧騒が聞こえてくるような気がするんです。

『夜のカフェテラス』 1888年9月

ゴッホの絵は現実に即した風景というより、
行きつけの大好きな居酒屋を思い出すとき、感動した夜景を思い出す時みたいな、少し理想化された風景を描いてるように感じます。
思い出フィルター的な?

自分がゴッホだったら夜空が、お店がこんなに色彩をもって感じられて、
とても楽しいだろうなと思うのです。

糸杉

2つ目は『糸杉』という作品です。
木を炎のように渦巻いて揺らめいているように描くタッチが凄くカッコいいと感動しました。
草も木も雲も力強く荒々しく描かれていて圧倒されるんです。

『糸杉』 1889年6月

この荒々しい渦巻いたような色の塗り方が、ゴッホの独特の表現の一つなのかなと思います。
荒々しいながらも木の部分は細かく色を変えていて、ちょうど風が吹いて気が揺れるように色が揺れているような感覚に陥ります(僕は)。

現実の、風になびく草原や糸杉がこの絵のように渦巻いて、
何か生命力を持ったように見えたらどれほど人生が豊かかと感じます。

こんな風に「この絵みたいに風景が見えたら、目に映るものすべてがキラキラして、生き生きと感じられてどれだけ素晴らしいだろう」と想像するのがとても楽しいんです。個人的なゴッホの魅力はそこかなと思います。

まとめ

自分はゴッホの描く理想郷のような風景がすごく好きです。
木も雲も草も命があるように揺らめいて、生き生きとその色を放つ…
ゴッホと同じように風景を感じられたら通りを歩くだけでどれほどの感動があるのかなとよく妄想するんです。

『ひまわり』とかゴッホの生涯ばかりが有名ですが、
自分はゴッホの風景画に癒されたので、もっとゴッホの風景画を知ってほしいなと思ってます。
ぜひ嫌なことがあったり、疲れたなと思ったらゴッホの画集おすすめです。

自分の記事が何かのきっかけになればうれしいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました!


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