「造花の薔薇」(ガルシア・マルケス)

あらすじ

 ある朝、ミナは着ていく服乾いていなかったのでミサに行くことができませんでした。服は昨日のうちに祖母が洗ってしまいました。

 ミナは復活祭に使う造花を作り始めました。そこへトリニダードが来て、仕事に加わりました。
 トリニダードにもミサに行かなかった言い訳をしながら仕事をこなしました。

 トリニダードが帰ってからミナは祖母からよそ者と仲良くならないようにと忠告されます。さらに夜中に手紙を書いていることまで言い当てました。幸いなことにミナの母親には内緒にしてくれているようです。

感想

 最初はミサに出るのをサボっただけだと思いました。祖母も察しが悪い素振りを見せますが、全て知ったうえでとぼけています。自分で頭がおかしくなりかけていると冗談を言っているのでまだまだ元気そうです。

 ミナは異性とつきあっていることを隠していて、読んでいてもすぐにはわかりません。よそ者としてあまり歓迎されておらず、物語のあとが気になります。

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