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12月11日 おふさ観音
おふさ観音は真言宗のお寺で、「花まんだらのお寺」とも呼ばれています。境内で栽培、展示されている花で曼荼羅を表現しているところが由来です。4000株のバラやクレマチス、ハーブが栽培されていてシーズン中はとても綺麗だそうです。
おふさ観音の正式名称は十無量山観音寺といいます。建立の起源に「おふさ」という人が関わることからおふさ観音と呼ばれるようになりました。
おふさ観音は、高野山真言宗の別格本山 のお寺です。 おふさ観音の本堂が建つこの 辺り一帯は、かつて鯉ヶ淵 (こいがふち)と 呼ばれる大きな池でした。 慶安三年四月早朝、 土地の娘のおふささんが、池の辺を歩いて いると白い亀の背中に乗った観音様が現 れたそうです。 そこで、この池に小さなお堂を 建て、その観音様をおまつりしましたのが、時 代を経て現在のお寺へと発展してきました。 庶民信仰の寺として現在も多くの方に支えら れております。
夏は風鈴まつりをしていたり、四季に合わせたイベントも行われているおふさ観音ですが、今月からは提灯まつりが始まっています。夜間拝観が行われている日もありますが、今回は百万遍の数珠が12年ぶりに公開されているのもあって昼間に行きました。この数珠の彫刻がとてもすごくて、一部の珠に5cmくらいの仏像が掘られています。それぞれ別の仏様が彫られていて見てわかる。手にとって見ることもできるので長いこと見ていて他の人を待たせてしまった。
お寺の中に入るとすぐに赤い提灯が並んでいます。お寺全体の色味と合って鮮やかな色はとてもきれいです。
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奥のほうは庭園になっています。こちらにも提灯が飾られていてとてもいい雰囲気です。来年5月7日まで提灯まつりが続くそうです。夜間拝観も不定期で行われるようで、来年の予定が出たら来れるようにしたい。
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