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“ぷらり★としまU-30”事務局のひとりごと(6) 『東へ西へ、豊島区の旅。イケバス旅物語』

しばらくご無沙汰しておりました。“ぷらり★としまU-30”事務局のTです。お変わりなくお過ごしでしょうか。そういえば今年の春に令和2年度メンバーでイケバスに乗ったのでした。そのご報告が今となってしまいましたが、ひとまずこちらに記録を残すことにします。

それでは『東へ西へ、豊島区の旅。イケバス旅物語』をダイジェストで“ぷらり”。

イケちゃん、一日お世話になります。

3月中旬、快晴。真っ赤なイケバスが駒込駅北口の「豊島区立染井吉野桜記念公園」に静かにやってきました。離れていても目立ちますから、満開のソメイヨシノにも負けないはず。

染井吉野桜記念公園1

ちょっとイケバスの表情、可愛すぎませんか?まつ毛が“IKEBUS”ですって。横から見るとタイヤが10個も付いているし、最高速度は19km。素敵。

出発イケバス

で、肝心の、あーっ!居ましたイケちゃん。つるんとミニマム。それでいて堂々とした佇まいが目を惹きます。

出発イケちゃん

ひとしきり外観を楽しんだところで車内へ。座面、背もたれ、床のどれもがレトロ・モダンで華やか。出発前から心躍ります。

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見上げればほら、天井も。

出発イケバス天井

しゅっぱ〜つ!①「イケバスの車窓から(東編)」

13:00駒込駅北口出発。「六義園」横を通過し白山通りへ。イケバスで大通りを通過するのはちょっと不安でしたが、「巣鴨地蔵通り商店街」の皆さまにご挨拶をしつつ「すがも鴨台観音堂(鴨台さざえ堂)」に到着。

大正大学鴨台観音堂3

大正大学を後にし、折戸通りからJR大塚駅南口へ。「空蝉橋」で東京スカイツリーに目をやりながら「天祖神社」「都電」「南大塚バラロード「南大塚三丁目桜並木通り」をイケバスの車窓から観賞です。

空蝉橋

ここからお久しぶりの"ぷらふく"登場です。“ぷぅ~”(「令和3年度もよろしくお願い申し上げます」とのこと)さぁどんどん行きますよ。

東京メトロ丸ノ内線・新大塚駅近くの「豊島区立鈴木信太郎記念館」です。豊島区と文京区の区境は、くねくねとした高低差のある細い路地でした。

鈴木信太郎記念館4

とにかく細い道や階段ばかり。暗渠好きにはたまりません。

水窪川暗渠6-2

ところで豊島区の川といえば「谷端川 ※暗渠」ですが、他にもあったようです。その名は「水窪川 ※暗渠」。東池袋1丁目から、雑司が谷、文京区大塚に入り、神田川へ流れ出ていたそうですよ。知りませんでした。

水窪川暗渠6

鈴木邸近くにある「ポポー広場(文京区)」の井戸はまさに暗渠の証。防災用として元気に活躍中でしたよ。

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路地裏散策も終わり「文京区立大塚公園」へ。こちらの公園は“ラジオ体操発祥の地”みたいです。

そして遂に東の最終目的地。念願の「イケ・サンパーク」です。

イケサンパーク7

次々到着するイケバスは見ているだけでも楽しいです。「としまキッズパーク」も長蛇の列でしたよ。今度ゆっくりお茶しに来ようと思います。

しゅっぱ〜つ!②「イケバスの車窓から(西編)」

見どころ満載の豊島区東部地区。時間も押すなか「池袋大橋」「立教通り」「霜田橋跡(谷端川跡)」の解説に耳を傾け千早一丁目へ急ぎます。

ここから先は非常に道が狭いのですが「豊島区立熊谷守一美術館」へ無事到着。アトリエ群のあった「池袋モンパルナス」の中心はこの辺りですね。

熊谷守一美術館8

「千早地域文化創造館」でUターンし、今は暗渠の「谷端川」に沿ってゆっくり南下しながら「千早フラワー公園」「金剛院」「長崎神社」方面へ。途中イケバスに気づいた沢山の子ども達が、無邪気に手を振って喜んでいる姿が本当に可愛かったなぁ・・・(泣)

さ、気を取り直して「西池袋」エリアへ歩みを進めましょう。「西池袋通り」を抜け「IKE・Biz(としま産業振興プラザ)」前で一旦下車。

上がり屋敷駅跡9

「上り屋敷公園」「柳原白蓮旧宅」、そして上の写真は「上り屋敷駅跡」を通過中。「上り屋敷駅」西武池袋線「池袋駅ー上り屋敷駅ー椎名町駅」として16年ほど活躍していましたが終戦後に廃止。今も更地としてその空間が残されていました。

その先には「豊島区立目白庭園」があります。四季を通じてやすらぎの時間を堪能できる豊島区自慢の日本庭園ですね。いうことなし。

目白庭園10

西の最終目的地は、国の重要文化財で決まりです。フランク・ロイド・ライト設計「自由学園明日館」と遠藤新が設計「自由学園講堂」です。幾度となく訪れても色褪せることのない圧巻の建築美。

自由学園明日館11

イケちゃん、ありがとうございました!

17:00豊島区役所到着。3時間の運行予定が”としまの魅力ぜんぶ載せ”で4時間に。全部回ったらまるっと1日必要ですね。でも4時間でも満腹です(笑)

というわけで『東へ西へ、豊島区の旅。イケバス旅物語』はいかがでしたか?今回としまの東と西を一気に巡りましたが、これは『イケバス』だからできること。

更にはとにかく素晴らしい“城所信英さん”のガイド解説があってのこと。この場をお借りし改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

そしてイケちゃん、またご一緒してくださいね!!


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