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AI寿司小説「逆に握らせていただきやす」第41話

【ぷ】※
「エイリアン・タリよ、おまはん、時間がないてどういうことでんねん?」

黒スーツの男の問いかけに、エイリアン・タリが答えた。

「わしな、観たいテレビがもうすぐ始まるから家帰らなあかんねん!今日最終回やねん。」

この一大事にこのおっさんはいったい何を言うてるのだろうかと黒スーツの男は呆れ、罵倒の数々が頭をよぎったが、しかしながらそれはアリゲータリウム星人にとってごく普通のフィーリングかもしれない。どやねんおまはん、ここは異文化を受け入れては。と思い直し、何とか言葉を飲み込んだ。

黒スーツの呆れた顔を見てウォンバットは雰囲気が悪化しないよう努め、エイリアン・タリのノリに乗っかることにした。

「と、ところでエイリアン・タリよ。今日最終回のテレビて、何でんねんな??」

「おまはん知らんのかいな?あの大人気連続寿司ドラマ、『おにぎりやす』やがな!」

「な、なんやてぇ…!?」

タリのまさかの発言に、クルーたちは心底驚いた。司郎の家で観たあのおにぎりやすが、ここアリゲータリウム星でも何故放送されているのか。

【CHA】※
ウォンバット2号は驚きながらも、クルーたちの状況を把握するために不審者たちとのコミュニケーションを試みることにした。

「すみません、お二人。私たちの言語を理解してくれますか?何かお困りのようですが、どうかお話ししていただけませんか?」

不審者たちは一瞬驚いた表情を見せた後、クワァっと目を見開きながら返答した。

「…ゾャピィ?ゾャピイィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

クルーたちは再び大音量の爆音に耐えながら、不審者たちが何かを伝えようとしていることを察知した。

「エイリアン・アリ、おまはん、なんとか彼らの言葉を理解できる手立てはないか?彼らの状態を知ることができれば、対処方法を見つけ出せるかもしれん。」

ウォンバット2号の提案にエイリアン・アリは考え込んだが、突然ひらめいたように言った。

「おまはんら、彼らの声には特殊な周波数が含まれているような気がする。私たちが持っている力のミルフィーユMDを使えば、その周波数を解析して意味を理解できるかもしれん!」

ーつづくー

※【ぷ】はぷぷりぷり男パート、【CHA】はCHAT GPTパートです。俺とGPT(下の名前呼びで仲良しアピール)とで、ネタとシャリが織り成すハーモニー奏でていきます(意味不明)。

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