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旅には「思い出」という価値がある


私は、旅行が大好きだ。


それは国内・海外を問わない。「旅」であれば、「旅」である以上、私の人生にとって欠かせないものだ。


「旅」には、どんな価値があるだろうか。

普段とは異なる土地に行って、異文化を体感すること。見知らぬ人と交流して、時に助けてもらって、人の温かさ、ありがたさを学ぶこと。海外であれば、自国とは異なる価値観を知ること。旅を通して、自分の知らない新たな感情を得ること。友人、家族との交流、「思い出づくり」。


私にとって、「旅」は「思い出」になること、ここに大きな価値がある。


旅行には3つのプロセスがあると思っている。

①「準備」 ②「旅(実際の行動)」 ③「旅の後」

旅行を「楽しかった」と感じる時、②の「旅(実際の行動)」だけを楽しんだわけではない。旅行のプランを立て、荷物をパッキングする①「準備」と、旅行後の余韻に浸る③「旅の後」、この3つのプロセス全てを「楽しかった」と感じていると、私は考える。

特に、この③「旅の後」には大きな価値がある。私は懐古趣味があるので、旅行後には必ず、「あぁ、三日前は○○にいて、△を食べたなぁ」とか、「一週間前は…」、「一カ月前は…」、「一年前は…」と、旅を振り返る。

振り返る時、当時の情景や、一緒に行った人との会話、旅先の現地の香り、食べたもの、全てを思い起こして、「楽しかった」と余韻に浸る。この余韻に浸る時間にも、私は「楽しい」と感じている。つまり、旅の「思い出」に浸る時間までもが、「旅」の価値なのである。

「思い出」は、物と違って、私が死ぬまで、消えるものではない。また、私が死ぬとき、物は持っていけないが、「思い出」は持っていくことが出来る。そう、「思い出」は一生ものの、消えない財産なのである。


旅には、「思い出」という一生の財産があるからこそ、私は「旅行」をすることがやめられないのだ。



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