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【プロフィール⑧#6】結婚は手段か目的か? 30代で婚活に失敗した「彼氏いない歴=年齢」が結婚について思うこと

「彼氏いない歴=年齢」でお悩みの女性のみなさん、こんばんは。40代で「彼氏いない歴=年齢」&「おひとりさま」の占い師(占いカウンセラー)・可憐(かれん)です。
プロフィールとして「私がおひとりさまになったワケ」を何本か続けてお伝えしています。

ちょうど今日放送の朝ドラ『虎に翼』でも、「社会的地位のために」結婚をしようとする主人公が描かれていましたね。10年ぶりにお見合いをし、地獄を見る寅子。もう他人事として見てられません・・・(泣)。

今回は、前々回⑥の#5「35歳をすぎて彼氏いない歴=年齢の私が結婚相談所を成婚退会しようとしたけど、結局失敗した話」の続きです。
「彼氏いない歴=年齢」、または結婚や婚活で悩む女性のみなさんに、多少なりともお役立ていただける内容ではないかと思います。
どうぞ最後までお読みください^^


これまでの婚活遍歴

振り返ると

これまで公開した「私がおひとりさまになったワケ」#1~5を振り返ると、
・30代前半で婚活を始めたけど、「恋がしたいな♡」と思ってやめてしまう(#2で書いた)
・恋はしたけど、結婚はできないと交際を断られる(#4で書いた)
・趣味の教室で出会うのは、しっかりしてない男性ばかり(#4で書いた)
・ゲイ男性と友情結婚を考えたけど、なんかちがった(#5で書いた)
・30代後半で相談所の成婚退会まで行きかけたけど、結局失敗(#5で書いた)

こうして、30代であせって婚活を始め、イベントやパーティやアプリ(当時はネット上のサービス)、ついには大手の結婚相談所も利用して、数年かけて、トータル100万円以上をつぎ込みました。でも、結局、成婚まで至りませんでした・・・。
 
よく、彼氏がいなくて悩んでいる人や、結婚したい人に「行動しなさい」というアドバイス、ありますよね?
私はさんざん行動した方だと思います。余計な行動もして、むしろ、しすぎでは?と思うくらい(^^; それでも結婚できなかったんですよねえ・・・。

これについては「ホロスコープで試練の星が結婚・パートナーのハウスにいる影響、強すぎでは?」と思わずにはいられませんね(くわしくは「ホロスコープに試練の星がいる話」

自分で選んでいる

それと、振り返って「私は本当はずっと結婚したくなかったんだな」とつくづく思います。

20代の頃の紹介や合コンなども含めれば、出会いは相当あったのに。しかも30代前半の相談所では結婚前提の真剣で誠実な出会いがたくさんあったのに。全員お断りして、誰ともつき合わない、結婚もしないというのは、「本当は自分が結婚したくないから」としか思えません。自分で選んでいるのです。

いくらなんでも、本当に「彼氏がほしい」と本気で思っているなら、さすがに1人くらい誰かとつき合ってるでしょ。

私は別に誰ともつき合わなくても、結婚しなくても、仕事をしたり、趣味の教室に行ったり、他にも英語の勉強をしたり、海外旅行をしたりするなど、好きなこと、やりたいことをして、自分1人のことだけ考えて、時間が足りなくなっていました。

特に20代はブラック企業で深夜まで残業して、仕事を優先させていた。自分で選んでいたのです。本当にイヤだったら、会社は辞めればよかったのですから(その通り、30代前半で辞めて転職しています。私がいなくなっても、別に誰も困らなかった)。

誰ともつき合わなくても、結婚しなくてもよかった。好きなこと、やりたいことをしていてよかった。
それなのに、周りがみんな彼氏がいるからor結婚してるから私もしないと恥ずかしいとか、世間体とか、周囲の人の目とか、ヘンに見られるとか、バカにされるとか、親が言うからとか、そういうことばかり気にして、婚活や友情結婚を考えるなどして、さんざん寄り道、回り道をしたのです。

彼氏がいない、誰ともつき合ったことがない、結婚をしていない自分はおかしい? 何か不足しているのではないか? 誰かとつき合ったり、結婚したらその足りない部分が補われて「完全」になれる、みんなと同じフツウになれるのではないか、とあせっていた。でもちがった。

自分の本当の願望とちがうことをしないで、ちゃんと自分の好きなこと、やりたいことを楽しくやっていればよかった。私はそれで満たされていたのに。ちがうことをしなければ、あんなに悩んだり、フラれてイヤな思いをしたりしなかったのに。

私に必要だったのは、親や、世間体、周囲の人の目、社会のいわゆる「常識」にとらわれず、「自分が本当は何をしたいのか?」「自分にとってのしあわせは何か?」をわかることでした。
だって、私の人生は私のものなんですから。
それを理解するまでに、30代の貴重な時間とお金をかけました。

結婚が「目的」になっていませんか?

結婚が目的となっているのは

結婚はあなたがしあわせになるための「手段」でいいのに、結婚すること自体がまるで人生の「目的」のようになっていませんか?

「29歳までに結婚する」「35歳までに結婚していないと恥ずかしい」、どれも結婚が「目的」になってしまっています。それよりも「あなたがしあわせである」ことを目指しましょう。年齢は関係なく「この人と一緒ならしあわせになれる」という人と結婚することをおすすめします。

「とにかく誰かと結婚さえすれば、自動的にしあわせになれる」「結婚すれば、相手がしあわせにしてくれるだろう」「1人でなければ安心だ」というものではないと思うのです。

でも、世の中には「20代のうちに結婚したい」「29歳だから結婚しなければ」「30歳になる前には」「35歳までには」「誰からも選ばれずに1人でいるのは恥ずかしい」など、結婚すること自体が「目的」となっている考えの人が多いのではないでしょうか?

結婚が目的(ゴール)の物語が多すぎるから

それはなぜかというと、「結婚がゴール(目的)となる物語が多すぎるから」というのが私が考える理由の1つです。

くわしくいうと、#2で書いたように「幼少期のおとぎ話や思春期の少女マンガも含め、恋愛ドラマや小説、映画、歌から「恋ってステキでしょ?」「恋って楽しいよね」というメッセージを受け続け、男女2人組で恋をすることが当然だと思わされる。

その先には「結婚して子どもを産み育てて家族をつくる」というハッピーエンドのゴールが待っています。ハッピーエンドはつまり「しあわせなおわり」です。少女マンガや恋愛ドラマで、主人公の美男美女が結婚するシーンで「しあわせなおわり」となる物語、多くないですか?

本当の人生の物語は、そこから新たに始まるのに。
子どもを産むか産まないか、そもそも産まれるのか、何人育てるのか。育児や家事の分担は? ほかにも、仕事をしながら家族や家庭生活を維持するとか、義理の父母やママ友たちとの神経がすり減りそうなつき合いとか、他にも大事な収支のやりくりとか。現実的に大変なことがたくさん待っているのに。

「誰かと結婚さえすれば、自動的にしあわせ(ハッピー)になれる」っていうものではないのに。

だけど、「20代のうちに結婚したい」などの「結婚=ゴール(目的)」という考えが多いのは、あらゆるメディアでそういう物語がつくられているから。

結婚することが「めでたしめでたし」のゴールで、その後はなんかフワッと「子どもが産まれてしあわせになりました」となる。だから、結婚さえすれば自動的にしあわせになれる、というイメージがすり込まれてしまっているからではないかな、と思います。

だから、誰が悪いわけでもないんですよね。私たちはそう思い込まされちゃってるだけで。

結婚は手段か目的か?

さきほどから、「誰かと結婚さえすれば、自動的にしあわせ(ハッピー)になれるというものではない」というえげつないことをさんざん述べて、結婚にあこがれている方の夢を壊すようで申し訳ございません<(_ _)>

申し訳ないついでに、なぜそう思うのか? その理由を具体的なケースで説明します。
そして、ここからかなりネガティブな話を連発しますが、その後にはちゃんとそれをカバーするいいことを書きますので、どうぞ最後までおつき合いください。

結婚を目的にしたらどうなるか?

私が29、30歳の頃、学生時代の友人、会社の同期たちの結婚ラッシュで、10人くらいの結婚式に呼ばれました。式に呼ばれてないけど結婚した人もいるので、実際の人数はもっと多いです。

そしてその29、30歳の数年後に離婚したのが10組中3組。割合でいうと3割。もう連絡を取り合っていない人もいるので、もしかしたらもっと多いかもしれません。5割以上とか。

理由はそれぞれでしょうが、おそらく29、30歳の時の結婚は「20代のうちに、または30歳までに結婚する」ということが「目的」だったから、という人もいるのではないかと思います。
なんかやたらあせってたな、あの子、彼氏をせかしたり、怒ったりして。今でもその時の様子を思い出せる人が何人かいます。

プライバシーに関わるので少しぼかして書きますが、具体的なケースをご紹介します。

ケース①逃げるのが目的

学生時代の友人Mちゃんは、自分の家族が不仲で、仕事もうまくいっていなかった。だから、今の状況から逃げたかった。そこで、ネットで知り合った、とても遠い地方に住んでいる男性と結婚しました。

「今のイヤな状況から逃げる」という目的は達成しました。でも、その数年後に離婚して戻ってきました。
直接本人から聞いた理由は、「知り合いのいない地域で、方言もわからず、自営業の彼の実家の手伝いをする日々で、友達もできなくてツラかった」とのこと。

「今のイヤな状況から逃げて、何もかも捨てて、彼と結婚すればしあわせになれる、彼がしあわせにしてくれる」とMちゃんは思っていたようです。でも彼は別に彼女の人生の救世主や勇者やカウンセラーになるつもりはなく、彼女と結婚したのは、実家の仕事を手伝ってもらって、ともに楽しく生活をしたいだけ。そのため、2人の考えに温度差があったよう。

知り合いも友人もいない、言葉もわからない地方で、次第にMちゃんは孤立していきました。ストレスや不満もつのり、結局「家族とも仕事もうまくいかない」。結婚する前、逃げたかった状況と同じになり、離婚して戻ってきました。

「今のイヤな状況から逃げる」という目的を達成しても、環境が変わっただけで、本人が変わらなければ何も変わりません
「彼にしあわせにしてもらう」「相手がなんとかしてくれる」と思っていたら、どこへ行っても同じになってしまいます。
あなた自身がしあわせになろうとしなければ。

ケース②ハイスペックと結婚するのが目的

大学の英語サークルで一緒だったOさんは、ハイスペックな男性ねらい。よく社会人と合コンをしては、「昨日会ったPソニックの人は~」「この間のT芝の人は~」と話してました。初体験の相手は「(某大手メーカー)の人」。男性のことを話すときに「好きな人」「やさしい人」とか言わないんだ、すごいな、と私はいつもぼんやり話を聞いてました。

その後、彼女はCAになり、合コンで会った東大卒の大手マスコミ勤務の男性とおつき合いして結婚。その後、男のDVで早々に離婚。
彼女は「ハイスペックな男性と結婚する」というのが目的で、それを達成した結婚式の時がしあわせのクライマックスだったのでしょう。

(ただし、彼女の場合、つき合ってるときから殴られてたって言ってて。「じゃあなんでそんな奴と結婚したの?」って聞いたら、「別れないでって、相手が泣いて土下座して頼むから」。マジ典型的なDV男。これはこれで特殊なケースなので、お気の毒というか、なんともいえないですけど)

ケース③周囲の目を気にして早く結婚するのが目的

なお、先の2人、MちゃんとOさんは離婚するときに子どもはいませんでした。

でも、学生時代の友人Nちゃんは、29歳で結婚。すぐに子どもが生まれて、20代で結婚して出産するという彼女の目的はかなえられました。でも、その後離婚。養育費を元夫が払わず、シングルマザーとしてすごく大変そうでした。

彼女も20代半ばくらいから、「職場はみんな結婚が早くて、周りや仕事のお客さんたちにも「アンタだけまだ売れ残ってるのか」ってすごく言われる」と言っていて。気の毒に、そういう周囲の目やプレッシャーがキツい環境がよくなかったですね。「みんながしてるから私も早くしなければ」「20代のうちに」なんて、あせっても全然いいことはないでしょう。男を見る目がくもります。

結婚は20代のうちにしなければならないものではないですし、戦時中や戦国時代ではないのですから、早ければ早いほどいいというわけでもないでしょう。それに、誰かとの競争でもないのに。

本人が気づかないと変わらない

はたから見たら、「なんでそんなことするの?」と思うこと、ありますよね? 「そんなことしなければいいのに」「そんな男とつき合わなければいいのに」「そんな男と別れればいいのに」とか。

でも、渦中にいると、本人はわからない、気づかないのです。
一度痛い目にあわないと、人は目を覚まさないのです。

私は今、占い師をしており、電話占いのお客様からいろいろなご相談をされます。
浮気性の彼氏と別れられない。DV彼氏にまた戻ってきてほしい。風俗嬢に100万貢いだのにLINEブロックされて逃げられた。ホスト狂いで風俗嬢になった、とか。
「いや、それムリだから」「やめなよ」と第三者としては冷静に常識では思う。けど、周りがいくら言っても、本人が気づいて自分でやめようとしなければ、やめないんです。

本人が自分で気づいて、変わる気になって、自分で変わろうと行動をしなければ、変わらないのです。

私も30代後半で成婚退会を目前にしてフラれるまで、時間もお金も労力も使って、執念のように婚活してました。今振り返ると「バカだなあ」としか思えません。でも、当時は「なんとしても結婚しなければ」と真剣でした。

今となってはそんな痛い目にあったことも、人生の教訓として、占い師としての仕事に役立っています。
誰だって失敗はするものです。

離婚には気をつけよう

なお、離婚のケースを3件ご紹介しましたが、離婚は失敗とは言いません
でも、「結婚してダメでも離婚すればいいや♪」なんて、気楽に考えない方がいいですよ。
「人生で1人には選ばれたい」「1度も結婚していないよりは、離婚しても誰かと結婚した方が女の価値が上がる」などということはないです。

それに、離婚するのはやっぱり大変です。
先にあげた3人、離婚した後に会ったら、エネルギーやパワーがダウンしていて、見ていて痛々しかった。

地方から戻って来たMちゃんに久しぶりに会ったら、どんよりした表情で、5歳以上老けて見えました。
Oさんなんか、DV男と別れる際に、弁護士を雇ってドロ沼の裁判をしていましたし。
シングルマザーのNちゃんも、共同で買ったマンションのローンの支払いや、養育費を払わない元夫のせいで、仕事をいくつもかけもちするハメになり。

人にもよると思いますが、「離婚してきれいさっぱりスッキリした」「それが人生のいい教訓だった」なんてポジティブに思えるようになるのは、それから何年かたたないとムリそうです。

それに本日、離婚後の法制度が大きく変わる「共同親権法案」が採決されたそうです。
離婚しても父母の双方に子どもの親権を認めるもので、離婚したのに両親の同意がなければ引っ越しも子どもの進学もできない。実質的な離婚禁止制度と言われています。DVや虐待があるケースでは、離婚したのにまた話し合いをしなくてはならず、かなりしんどいことになりそう。

だから、これからはますます「離婚すればいいから1度は結婚しよう」なんて、離婚を安易に考えない方がいいと思います。

子どもの虐待が多いのは

話は変わりますが、私は40代で、同年代には10代~20代前半の子どもがいる人も多いです。
今、もし自分に子どもがいたら、と思うと、ゾッとします。ちゃんと育てられる自信がなくて。
恋愛といえば、女子は少女マンガや恋愛ドラマ、男子はAVから学んだといわれる世代です。

昨今、子どもの虐待や貧困問題が多いのは、世間体や周囲の目ばかり気にして「30歳までに結婚しなければ」と思っていた私のような世代が、愛のない結婚をして親になり、子どもをちゃんと育てられないということも、理由の1つではないかな、なんて思います。

今思うと、私が20代、30代前半で、世間体のために愛のない結婚をして、「お子さんまだなの?」なんて周囲に言われて、また世間体を気にして、ムリに子どもを産んだりしていたら、どうなったでしょう?
いい親になれたかどうか、ちゃんと子育てができたかどうかは疑問です。好きでもない男の子どもを愛せなくてネグレクトとか、つらく当たって虐待、なんてこともなくはないのかも。

10代、20代で「彼氏いない歴=年齢」になっている人のうち、家族が機能不全に陥っているとか、両親が不仲だとか、それで人間関係がうまくいかなくて、彼氏ができない、という人もいるかもしれません。ごめんね、あなたの親世代の1人として、なんだか申し訳ないです。

自分や自分の世代を考えると、恋愛も、人を愛することも、結婚も、親になることも、全部、自己責任で自力でやらなければならなくて。(だから私は恋愛本を読みあさったり、婚活にお金をかけたり、涙ぐましい努力を(泣))。
正解はなくて、みんな不完全で迷いながら、失敗しながら、手探りでやってきてるんですよね。

・・・なんだか本当にイヤ~な感じのことばかり書いてきましたが。ここからすべてをカバーするいいことを書きますね。

結婚するために

考えすぎると行動できない

あんまり考えすぎるのもよくないです。私の悪いクセは考えすぎです。
「頭で考えたことの9割は答えが出ない」と聞きました。いくら頭で考えても、考えてるだけ、悩んでるだけで解決しない、答えが出ないことが9割。答えが出ない、というより、答えはないのです。
だから考えすぎ、悩みすぎはよくない。だったら、あれこれネガティブなこと、余計なことは考えないで行動するべし。行動したら、余計なことは考えなくなりますので。

考えすぎるから、行動できなくなってしまっている場合もあるでしょう。なんでも思い切ってやってみることですよ。よいことであれ悪いことであれ、結果は後からついてきます。逆に、考えてばかりで動かなければ何も変わらないです。

または、「自分、考えすぎてるな」「脳内で自己完結してるな」と思ったら、誰かに話しましょう。気の置けない友達や家族に笑い飛ばしてもらったり、信頼できる人や専門家に相談することも有効です。

結婚をする理由とは?

ちょうど今日の朝ドラ「虎に翼」でも、「社会的地位のために」結婚をしようとする主人公が描かれていましたが(なんてタイムリーな)。もう他人事として見てられません・・・(泣)。

理想は「愛し合う2人が結婚して生涯をともにする」ことだと、私を含めて、多くの人が思っていることでしょう。
でも現実には、「愛してるから結婚する」ばかりではないんですよね。利害とか、もっと複雑な事情もあったりして。

30代前半で「恋がしたいな♡」と婚活をやめ、30代後半で「愛のない結婚はムリだ」とまたやめて、結局独身の私が結婚について論じると、まさに机上の空論、空中楼閣にしかなりませんが(^^;

身近なところでは、もちろん、20代でも30代でも、何歳で結婚してもうまくいっているカップルもいます。私の友達以外にも、世の中にもたくさんいますよね?

「彼氏の顔が気に入ったから」と授かり婚で結婚した私の友人は、その後、3人の子どもを産んで、家族仲良さそうに暮らしています。

「人生の目的、自分の夢が結婚をすること」である人もいるでしょう。幼稚園の頃、「将来なりたいもの」として、「お嫁さん」「赤ちゃんのお母さん」になりたいと絵を描いたような。その目的=結婚を達成して、しあわせになっている人もいるでしょう。

たとえ親が決めた結婚で、本人の意志でなかったり、お見合いで相手をよく知らないまま結婚しても、その後、うまくいくカップルもいます。

愛とか恋とか好きとか抜きで、一生をともにするパートナーとしてお相手を見て結婚を決めても、しあわせになれる人はいます。

最初は好きではなかったけれど、家事、育児を協力しながらともに生活しているうちに、家族愛とでもいうような信頼や情が育っていくようですよ。

しあわせな結婚をするために

さまざまなケースがありますが、私の経験上、おすすめは「あなたがしあわせになること」を目的と考えることです。

そして、「誰かにしあわせにしてもらう」というのも、根本的にちがうと思います。
「この人と一緒にいたら楽しいだろうな、しあわせだろうな」「この人なら人生のパートナーとして一緒に暮らせる」と思えるなら、結婚するといいでしょう。
年齢や見た目や学歴や収入などのスペックじゃなくて(もちろん、そういう条件を重視してしあわせになれる人もいます)。

彼氏がいない、誰ともつき合ったことがない、結婚をしていない自分は何か不足しているのではないか? 誰かとつき合ったり、結婚したらその足りない部分が補われて「完全」になれると思っていたら、それは危うい考えです。

誰かといないと自分は完全じゃない、しあわせになれないと思うと、誰といても「こんなはずじゃなかった」という不安や不満、後悔を感じやすくなります。

とにかく、あなたがしあわせであること。それを人生の最大の目的と考えるといいですよ。

だから、あなたがしあわせであるのなら、結婚しなくたっていいのです。
男性と2人組にならなくても、同性でも、血のつながらない人でも、つながっている人でも、ペット一緒でも、あなたが笑顔でいられることが一番大事。

ちなみに、しあわせとはあなたの内側にあるもの、内側から出てくるものです。だから1人1人、しあわせのカタチはちがうし、人の言うことに従って、しあわせになれるものでもないです。

そして、しあわせとは「たくさんのお金があるといい」とか「タワマンに住みたい」とか「イケメンとつき合いたい」とかではありません。それは「欲望」です。欲望はキリがないです。もっともっとと欲しがり、満足することがありません。しあわせと欲望はちがいます

自分で選ぼう

結婚について。悩み、迷いますよね? だれだってそうです。

人生は選択の連続です。なんであれ選択肢がいくつかあったら、迷うのは当然です。
そしてどれを選んでも、後になって「あっちの方がよかったかな?」と後悔するのも当然です。それが人間だから。

後悔しないために、または、たとえ後悔しても、それがひどく根が深いネガティブな後悔にならないようにするためには、「人のせいにしない選択をする」ことを心がけるのをおすすめします。

結婚についていえば、あなたの人生はあなたのものなので、あなたがしあわせであること。それを人生の最大の目的と考えて、自分で選びましょう。自分の生き方は自分で自由に決めていいのです。

親に言われたから、とか、周囲の目があるから、とか、彼氏が泣いて頼むから、とかでなく。「まだ1人なのは恥ずかしいから」とか「この男性のスペックなら周囲に自慢できるから」とかでもなく。

誰かに言われるままに選ぶ、あるいは誰かのために選ぶのではなく、自分で選んだ道ならば、たとえ平坦ではなくても、後悔は少ないでしょう。むしろ、自分で選んだ方を自分で正解にしていかなくては。

そして、「何が自分にとってのしあわせか?」は、あなたが本当は何を望んでいるのかを知り、自分の内側に答えを見つける必要あります。

あなたが本当に望むことは何ですか? それが彼氏とつき合うことや結婚なら、すればいいし、1人でいることがしあわせなら、それを正解にしていきましょう。

まずは「自分が本当にやりたいことは何か?」「本当の願望は何か?」それを自分に問いかけることから始めましょう。

おわりに

振り返ると
・30代であせって婚活を始め、さんざん行動して、30代の貴重な数年とお金をかけたけど、結婚できなかった
・原因は、試練の星が結婚・パートナーのハウスにいる影響かもしれないが、本当は私は、彼氏とつき合わない、結婚しないということを、自分で選んでいた

・親や、世間体、周囲の人の目、社会のいわゆる「常識」にとらわれず、「自分が本当は何をしたいのか?」「自分にとってのしあわせは何か?」をちゃんと理解すればよかった
・そうすれば、ちがうことをして、時間やお金をかけたり、悩んだり傷ついたりしなくてすんだ

結婚=目的?
・結婚はあなたがしあわせになるための「手段」でいいのに、結婚することが人生の「目的」になっていませんか?
・それは「結婚がハッピーエンド(しあわせなおわり)、ゴール(目的)の物語が多すぎるから」。結婚さえすれば自動的にしあわせになれる、というイメージがすり込まれてしまっているから

結婚を目的にしたらどうなるか?
・結婚が別の目的のためだとうまくいかなくて、離婚しやすいかもしれない
例)「20代のうちに、または30歳までに結婚する」「今のイヤな状況から逃げる」「ハイスペックな男性と結婚する」「周囲の目を気にして早く、20代で結婚して出産する」など

・はたから見たら、「なんでそんなことするの?」と思うことは、渦中にいると、本人は気づかない。一度痛い目にあわないと、人は目を覚まさない。

・離婚は失敗ではないが、離婚するまでは大変な苦労をするから、気楽に考えない方がいい
・子どもの虐待が増えているのは、世間体や周囲の目ばかり気にして愛のない結婚をして親になった人が多いからではないか?

結婚するために
・ネガティブなこと、余計なことは考えすぎずに行動するとよい
・誰かに話したり、相談するのもおすすめ

結婚をする理由とは?
・結婚する理由は人それぞれ
社会的地位のため。愛し合ってるから。人生の目的、自分の夢が結婚だから。本人の意志でなくても、何歳でも、恋愛抜きで結婚しても、うまくいくカップルもいる。

しあわせな結婚をするために
おすすめは「あなたがしあわせであること」を人生の最大の目的と考えること。とにかくあなたが笑顔でいられることが一番大事。しあわせとはあなたの内側にあるものだから。

自分で選ぼう
人生は選択の連続。迷うのは当然。後悔するのも当然。
・後悔しないために、「人のせいにしない選択をする」ことを心がけよう。誰かに言われるままに選ぶ、あるいは誰かのために選ぶのではなく、自分で選ぼう。

あなたの味方です
「彼氏いない歴=年齢」で、または結婚で、あるいは「おひとりさま」でお悩みの女性のみなさんへ。私はあなたの味方です。
迷ったり悩んだりしたら、どうぞご相談ください。占いであなたの迷いや悩みを軽くするお手伝いができるかもしれません。

次回は、プロフィールのラスト「40代になって、親の介護が始まった話」「占い師になった話」をお届けします。どうぞ最後までおつき合いください^^

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龍泉寺可憐|40代で「彼氏いない歴=年齢」&「おひとりさま」の占い師(占いカウンセラー)
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