お洒落なコーヒー
おはようございます。
先日、友人がゲストハウスに遊びに来てくれて、その時にお土産としてコーヒーを頂きました。
そのコーヒーは黒くて高級感のあるパッケージに入っており、容器には可愛いキャラクターとロゴが入っているラベルがとてもお洒落です。
僕はコーヒーは飲みますが舌バカです。
コーヒーの美味しさとか味の違いとかはよく分かりません。
しかし、”黒くて高級感のあるパッケージデザイン”、”可愛いキャラクターとロゴのラベル”、”友人がお土産として持って来てくれた”というそれらの文脈によって、そんな僕でもコーヒーを楽しむことが出来ます。
さらに、今日はそのコーヒーをゲストと一緒に飲みました。
その時に友人から頂いたという話をしたりしながら、ゲストが好きな映画を一緒に観ることになりました。
僕は映画もそれほど好きではありません。
映画を観たいと思う時もありますが、2時間もじっくりと画面を眺めていることが苦手なので、結局あまり観ることがなく今日まで生きてきました。
しかし、今日は”映画が好きなゲストに友人から頂いたコーヒーをふるまう”という文脈の中で”映画を観る”という、一人ではおそらく選択しなかったであろう活動を選択して体験していました。
僕が好きなのは、そうやって予想外の出来事が繋がっていくことで、新しい体験ができること。
そして自分の中の価値観やら世界観やらが広がる瞬間です。
こういった経験を多くの人とシェアしたり、体験していけることはとてもわくわくすることなので、今後もなるべく沢山続けて生きたいことの一つです。
さて、普段映画を観ない僕が映画を観るきっかけとなったのは、ゲストがその場にいたこともそうですし、コーヒーをふるまったということも関係していると思います。
コーヒーがなければゲストと映画の話に発展することもなかったと思うので。
では、そのコーヒーを飲むきっかけになったのは何かと言うと、友人がコーヒーを持ってきてくれたからです。
だから、友人は大切です。(当たり前のことなので雑)
ここでポイントだと思うのは、僕はコーヒー自体にはそこまで興味があるものではないということです。
それでも、今回コーヒーをゲストに振る舞うきっかけとなったのは何か。
それは、先ほども書きましたが”黒くて高級感のあるパッケージデザイン”、”可愛いキャラクターとロゴのラベル”、”友人がお土産として持って来てくれた”という文脈です。
それらの文脈がない一般的なコーヒーであれば、僕はコーヒーを飲むという選択をしなかった確率が高いし、ゲストとの会話のネタも生まれていません。
ここで、パッケージやロゴ、ラベルのデザインが非常に重要な役割であったことに気付きます。
商品開発の際は売れそうなデザインを考えていますが、核となる部分はその商品を手に取った顧客が、今僕が話したような体験を得られそうか、ということを考えているということです。
少なくとも僕の価値観では、人との繋がりによる予想外の出来事で価値観、世界観が広がることを重要視しているので、商品デザインを考える時には、その場面を想像することが大切だと考えています。
さらに、考えてみると販売する商品は極論なんでも良くて、至極一般的な内容のものか、もしくはデザインがなければ全く興味を持たないようなものが良いのかと僕は考えています。
前者であれば、広く多くの人に届くと思うし、後者であれば価値観の広がりが大きくなります。
この2つをバランスよく捉えた製品が重要だと思います。
そこに加えて、どうしても欠かせないものはその商品に対するストーリー。
なぜその商品を販売することにしたのか。
この部分は欠かすことの出来ないめちゃくちゃ重要な要素のはずです。
もっともっと勉強します。
途中から大して詳しくもないマーケティングっぽいお話になってしまいましたが、結局僕が一番言いたかったのは”友人は大切”ということ。
それと、デザインの奥深さに最近ハマっています、ということでした。
ゲストハウス開業まであと
1515日
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