【1日1文献】スウェーデンにおける居宅で暮らす認知症高齢者への専門組織による支援 ―3市における聞き取り調査を中心に#認知症#スウェーデン#認知症初期集中支援チーム

参考文献:スウェーデンにおける居宅で暮らす認知症高齢者への専門組織による支援 ―3市における聞き取り調査を中心に
筆者:吉原 雅昭
発行日:2019年
掲載元:
検索方法:インターネット
キーワード:認知症高齢者、専門組織(認知症チーム)、スウェーデン、居宅支援、初期支援

【要旨】
スウェーデンの3つの基礎自治体で、認知症高齢者支援の専門組織(認知症チーム)の組織と業務 についてインタビュー調査を実施した。診断前の支援に加え、診断直後から本人への初期支援に力を 入れていた。また介護家族の支援と、認知症高齢者にかかわる職員の教育とスーパビジョンも、重要 な仕事である。多様な医療、福祉職が業務を担っている。自宅で暮らす認知症高齢者の「自由な時 間」の過ごし方も、調査した。ひとつの自治体では、日本の介護保険制度には無い支援が、行われて いた。ヘルパーが、デイサービスを利用しない高齢者宅を訪問し、本人が「ヘルパーの助けを得て自 宅や地域で行いたいことを楽しむ」時間が、保障されていた。このサービスは「一般住宅で暮らす認 知症高齢者」だけを支援するホームヘルプの特別班によって、実施されていた。これは、居宅支援の 質と、一般住宅に暮らす認知症高齢者の生活の質の向上を目指す試みであった。

参考URL:
file:///Users/wataruisshiki/Downloads/CV_20240322_2018000375.pdf

YWT
W:「ソーシャルタイム」楽しそう。
日本には存在しないもの
・「認知症クライアントだけを支援する訪問介護チーム」
・「訪問介護利用者が、 自宅を基盤としてヘルパーの支援を得て行う自由な活動(自分のしたいことを楽しむ時間Social Time)」

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