【1日1事例】看護・介護・リハビリ職における腰痛の有無とワーカホリズムおよびリカバリー経験の関連 #腰痛 #ワーカホリズム #リカバリー経験

参考文献:看護・介護・リハビリ職における腰痛の有無とワーカホリズムおよびリカバリー経験の関連
筆者:月井 直哉、山上 徹夜、篠原 智行、藤生 大我、田中 繁弥、新谷 和文、本多 真
発行日:2021年
掲載元:第55回日本理学療法学術大会 抄録集
検索方法:インターネット
キーワード:腰痛、ワーカホリズム、リカバリー経験
要約
目的:看護・介護・リハビリ職における腰痛の有無とワーカホリズムおよびリカバリー経験の関連を明らかにすること
対象:A法人の病院、介護老人保健施設、グループホーム、サービス付き高齢者住宅で勤務する看護職・介護職・リハ職の計104名
方法:調査票にて、基本属性、勤務状況、腰痛状況、DUWAS、REQ-Jを調査。
まとめ:
・女性であること、労働時間差が短いこと、腰痛の診断があること、働き過ぎであること、就業時間以外で仕事のことを忘れられないことが腰痛の有無に影響を与えることが明らかとなった。
・業務量の調整はもちろんのこと、労働強度が高い人手不足な現場こそ、従業員の仕事の事柄や問題を考えない状態ができるよう、プライベートへの支援を講じていくことが有効であることが考えられる
調べた単語:
「ワーカホリズム」
・強迫的に働く状態
・「この仕事をしなければならない」という追い立てられたような感情から仕事をし続けてしまうこと
・また、業務量の多さから黙って仕事を持ち帰りこなすなどプライベートの時間を使って対処するといったこと
・アルコール依存を指す言葉であるアルコホリズムを参考に、ワーカホリズムという言葉が創出された。
「リカバリー経験」
・就業中に消費された心理社会的資源(個人的な資質と人間関係や他者からのサポートなどの総称)を元の水準に回復するために行う、就業時間外の活動
・休み方とも呼ぶ

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/48S1/0/48S1_E-44_1/_pdf/-char/ja



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