未完
おはようございます。
昨日は東急プラザ銀座に新しくオープンした NewsPicksGINZAへ行ってきました。
主な目的はカフェでコーヒーを飲むこと、使用しているカップとストローを研究してくることでした。
ついでに、初日だから佐々木さんに会えたらラッキーだなくらいに考えていました。
コーヒーの味に関しては分かりませんが、コンビニやマックで売っているような水っぽいのもではありませんでした。(失礼)
ストローは紙ストローを使用しています。
100均で売っている紙ストローに比べて紙臭さを感じません。
プラカップはIngeoのバイオポリマー。
石油ではなく植物性で自然に還りやすい環境に優しい素材です。
ストローもプラカップもトレンドであるエシカル推し。
これだけでこのカフェに対する好感度がとても高くなり、これからも通うことになりそうです。
それだけやはりカフェなどの飲食においても、デザインや素材は重要なようです。
コーヒーの味は分かりませんが、ストローやカップがきっかけで通うことになり、コーヒーにも詳しくなれたら良いな、なんて思ってました。
そんな感じでカフェだけでも来た甲斐があったな、と考えていると、なんと佐々木さんが司会でトークイベントが始まりました。
僕はトークイベントがあることは本当に知らずに来たのでテンションが上がってきました。
周りの人達はなんだな清楚で賢そうなので自分は場違いな気もしましたが、このラッキーチャンスは楽しむしかないと思い、何食わぬ顔で椅子に座りトークイベントに参加しました。
表立ったトーク内容はNewsPicks GINZAの建設秘話やコンセプトに関する内容で、きっと宣伝だったのでしょうが、登壇された方一人一人のお話や身振り素振りがカッコよかったです。
この身振り手振りのカッコ良さという点と、登壇者とオーディエンスのリアルタイムなインタラクションが心地よく感じて、やっぱり生が好きだなあと心地良い空間を噛み締めていました。
NewsPicks GINZAの宣伝というトークテーマの中で、僕の中で一貫した感銘ポイントがありました。
それは「未完」です。
もちろん僕はMr.Childrenが大好きです。
完成しないこと、(完全な完成なんて当然ないんだけど)フレキシブルであることに加えてソフトを変え続けられるようなハード(空間)で在り続けることが、これからの時代では非常に重要であるということ。
その上で、伝統的な和のテイストも埋め込まれているということ。
伝統的=完成された未完成という意味としっかりと統一されており流石だと感じました。
有名どころで言うとサクラダファミリアなどがそうですが、芸術というのは未完成の美というものが必ずありそうです。
少なくとも僕はそれが好きです。
クラシック音楽なども(全く詳しくありませんが)楽譜としては完成されたものがありますが、演奏するときの表現に関しては個性が大きく関連しており、ある意味一生完成しないもののように感じます。
だからこそリアルの場である生のライブにこそ芸術的な美しさが秘められているんだと感じました。
そしてこの空間( NewsPicks GINZA)には、学び、作り、稼ぐところまでをコンセプトとした=学校、カフェ、ストアというコンテンツが揃っています。
矛盾しているようにも聞こえますが、完成度の高い未完性さを感じ、とてもわくわくしていました。
その未完性さを助長させるものとして僕は"予測していなかった出来事の連続性"というものが好きなのですが、トーク内でも"たまたま感"という言葉が所々で使われていました。
西野亮廣さんもよく"物語を売る"というようなことを言われています。
僕はそのことにも共感を覚えますが、詰まるところ同じことで西野さんの言葉は、エンタメ×マーケティングとしての言葉だと捉えています。
僕がゲストハウスを立ち上げる際にも、今日聴いたお話はとても参考にしたいものでした。
いかに完成させない物を作って提供し続けるか、たまたま感を演出出来るか、稼げるコンテンツとの連携、エシカル要素。
このあたりは大事な価値観となりそうです。
それらのことをしっかりと言語化して説明していただけたので、NewsPicks関連のトークイベントの質の高さを改めて感じました。
そのトークイベントに"たまたま"参加出来たことを本当に嬉しく感じます。
いくつかの選択肢があった中でNewsPicks GINZAへ行くことを選択し、良い7月のスタートを切れたことに感謝です。
ゲストハウス開業まであと
1513日
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