【1日1文献】地域在住高齢者のオーラルフレイルの実態とその関連要因#オーラルフレイル#高齢者#北海道

参考文献:地域在住高齢者のオーラルフレイルの実態とその関連要因
筆者:古田 柚奈小川 夏佳結城 美智子
発行日:2023年
掲載元:日本健康医学会雑誌 32 巻 (2023) 2 号
検索方法:インターネット
キーワード:オーラルフレイルフレイル地域在住高齢者身体機能

【抄録】
・オーラルフレイルとは口腔機能の衰えのことである。口腔機能低下の予防としてオーラルフレイルの概念が提唱され,口腔領域における高齢期の健康増進として注目されている。
・本研究は,地域在住高齢者におけるオーラルフレイルの有症率を把握し,オーラルフレイルに関連する要因を明らかにすることを目的とした。
・北海道A市内の老人福祉センターを利用している地域在住高齢者93名を対象に,自記式質問紙調査(オーラルフレイル,栄養,フレイル)と身体測定(BMI,握力,椅子立ち上がりテスト)を行った。
・オーラルフレイルは公益財団法人日本歯科医師会によるセルフチェック表により評価した。
・オーラルフレイルの有症率は66.7%であり,残存歯数,主観的な歩行速度の低下がオーラルフレイルに独立して有意な関連を示した。
・これらの要因はオーラルフレイルのアセスメントと今後の予防対策に重要な因子であると考えられ,高齢者自身が口腔健康への意識をより高く持ち,早期に対処していく必要性が示唆された。

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kenkouigaku/32/2/32_165/_pdf/-char/ja

YWT
Y:
W;口腔の健康は全身の健康に影響を及ぼしている。オーラルフレイルのリスクがある人はとても多い。
T:口腔状態の観察も意識して行うようにする。

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