【1日1文献】医療観察法対象者の地域移行におけるMTDLPの有用性─指定通院医療機関との連携による就労移行支援─#医療観察制度#統合失調症#生活行為向上マネジメント

参考文献:医療観察法対象者の地域移行におけるMTDLPの有用性
─指定通院医療機関との連携による就労移行支援─
筆者:南 庄一郎
発行日:2022年
掲載元:作業療法 41 巻 (2022) 1 号
検索方法:Google Scholar
キーワード: 医療観察制度統合失調症司法精神科作業療法就労支援生活行為向上マネジメント

【抄録】
殺人未遂事件を起こした統合失調症の対象者に生活行為向上マネジメント(以下,MTDLP)を用いて関わり,「生活行為申し送り表」を通して指定通院医療機関の作業療法士と情報共有し,共に対象者の就労移行を支援した.この結果,対象者は就労継続支援事業所にてやりがいを感じられる仕事に就くことができた.本介入から,MTDLPは対象者の主体的な治療参加を動機づけ,合意目標の達成を目指して対象者と両親,専門的多職種チーム,指定通院医療機関のスタッフの連携を促進するとともに指定入院医療機関と指定通院医療機関における連携を強化し,対象者のシームレスな支援を可能にすると考えられた.

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jotr/41/1/41_123/_pdf/-char/ja

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