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イクメンって言うならうちの夫も、パパ友もめっちゃイクメンです

イクメンという言葉が死語だと言う記事を何かで読んだ。なるほど、と思った。しかし日本の社会ではまだ男性が積極的に育児できるような環境が整っていないのが現状なのかなと日本に住む人たちの話を聞いていて思う。

私の夫はめちゃくちゃイクメンである。イクメンを意味するような英語が存在しないため本人自体私が彼のことをイクメンと思っているとは知らないだろうが、仕事より何より息子が大好きで仕方ないようで当たり前に私と一緒に、または並列に子育てしている。行動で言えば私は静で夫は動タイプなので、子育ての役割がきっちり分担されていて、夫にはスポーツとか、ハイキングとか、アウトドア全般を任せっきりである。また、夫は息子に自身が聴いてきた音楽や観てきた映画を見せたい人で、先日も、父子で1920年代のサイレントフィルム時代に活躍したコメディアンのローレル&ハーディをDVDで観て大爆笑していた。二人の大好きなコメディアンだ。息子が大笑いしているのを見て夫婦揃って幸せを感じるひと時である。

息子の親友のドイツ人のMには弟が二人いる。一人っ子の息子は彼らのおかげで何となく兄弟を体感させてもらっている。Mと真ん中の弟Lは息子と同じ小学校に通い毎日お弁当を持参している。とある日にM&Lのママに「毎日二人分のお弁当作ってえらいね〜!」と伝えたら、

「ともかも知っての通り私朝苦手じゃない?でも夫のFは朝型でしょ。だからボーイズのお弁当は私じゃなくて彼が作ってるのよ。」

だそうだ。ぶったまげた!
朝型のFはバンカーで毎日忙しそうに働いているのだが、子どもたちを起こして、朝食を食べさせて、お弁当を作ってから出社するらしい。できた夫じゃないか!

ロンドンに住んでいてよく目の当たりにするのだが、子どもが多い家庭はどこも旦那さんが非常に積極的に家事育児に参加している。我が家は一人っ子だが夫は子育てを積極的にと言うか楽しんでいて、家事については料理と洗濯以外のことは夫がよくやってくれる。

子育てはどちらか一人だけの仕事ではない。だって二人で作り出した子どもだから二人に責任があるのだから。

※写真はイタリアはヴェローナ周辺の雪山にて。父親の後ろ姿を見て息子はどう育つのか!?

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