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オピニオン

この記事にたどり着いたあなたは知っているだろか。

中曽根康弘さんという偉大なお方を。

20代くらいの方とかはもう知らないかもしれない。なんなら歴史上の人物くらいかと思う。

去年の11月29日に101歳でこの世を去った。大往生だと思う。

国葬をするにあたって、1億9000万が計上されたと報道があった。また、政府と自民党で折半して費用を捻出したという。

このニュースを知って、私は

「わざわざ国でやらなくてもいいじゃん。」なんて思っていた。

群馬の出身なんだから、群馬できちんとしてあげたら。また、(地元に)お帰りなさいという気持ちも込めて群馬にみなさんきて貰えばいいのでは?なんて考えていた。

群馬県高崎市での合同葬のニュースは各メディアでも記事になっている。

記事を見てもらうと、祭壇にたくさんの勲章があるのがわかる。

私はハッとしてしまった。


実は、もう何年も前の話になってしまったのだが、前の旦那さんのお父さんが警察官で。現場で働く方で、亡くなった時に勲章をいただいて。凄腕の現役刑事さんだったことを私もその時点で知った。

葬儀は、それはそれは物凄い数の方が参列してくださった。470だったか、400は超えていたと思う。まだ短い人生ではあるが葬儀でここまで多くの人を見たのは初めてだった。

もう別れてしまって家族とは言えないけれど、あの葬儀は多分一生忘れないと思う。

勲章の大きさは、胸元に付けられるような小さめのものだった。

もう一度中曽根さんの記事をよく見ていただきたい。

祭壇に飾られた勲章の量、大きさ。私は驚いた。

なんとなくはすごい人ということは私でも知っている。長く総理大臣を務めた方である。群馬県出身だということも小学生くらいには私の知識にはあった。

改めて中曽根さんの凄さということをこの勲章の大きさと量で知った。

私は、多少の国費を使ってでも国として祀ることはいいことだと思う。自民党と折半と言うことだったのでここも英断だったのではと思う。

官邸からのこの記事も動画含め一読していただきたい。

群馬県高崎市に新しくできたGメッセというところで行われた様子がYouTubeに上がっていた。こちらも少し長くはなりますがお時間ある方はご覧になっていただきたい。


少し想像して欲しい。

もし、自分のお父さん、お爺ちゃんがこうしてたくさんの勲章をいただくような方で、亡くなった時はどうして欲しいだろうか。


ちなみに、私の兄が亡くなった時もたくさんの方が参列してくださった。たくさんの知り合いがいたことをその時に知った。だから亡くなったことを知らない、と言う人がもしかしたらまだいるかもしれない。

私の兄は勲章もなにもなかったけれど、たくさんの方に可愛がられて生きていたことを忘れない。





何かいいものを食べます。生きます。