作品帳｜苔ヶ丘三丁目の日常　＃2

とあるまち、苔ヶ丘三丁目に住むコケと小さな生きものたちの日常 気まぐれ更新です。 ＃2　盆栽とネコの一日 ＃１も見てね

風景録｜まるで天上界、由志園！

島根県松江市、大根島にある由志園 天上界の風景録。 前回、美保関に泊まった旅の続き。 由志園は「天上界に来てしまったのか？」と思うほど全体から細部に至るまで完璧に美しく、光の陰影と反射具合が神がかっていました。訪日観光客も多くないのでゆったり庭園鑑賞ができるし、隅々まで手入れがなされて本当に質が高い…！ 京都や東京の観光客でごった返す庭園にうんざりして心穏やかに庭園鑑賞をしたい方は、由志園をおすすめしたい。今回も文章少なく目一杯の写真で感動をおすそ分け。 おわり

作品帳｜苔ヶ丘三丁目の日常　＃1

とあるまち、苔ヶ丘三丁目に住むコケと小さな生きものたちの日常 気まぐれ更新です。 ＃1　じいさんの鉢植え棚

風景録｜一筆を書かねば通さぬ美保の関

島根県松江市美保関町は、ここ！ 感嘆のため息しか出てこなかった夜 夕方から早朝、たった一泊の美保関だった。 ある秋の金曜日、一週間の疲れを背負ったまま勢い余って飛行機に飛び乗って、日が暮れる頃美保関に到着。 どうしてこの場所を選んだのか正直覚えていないのだけど、来るべくして来たと感じる滞在だった。本当に小さな海町で、ナチュラルに美しい、素朴で清らかな美人、みたいな町だった。満月だったこともあって妖艶な海と神聖な美保神社の空気に感覚が研ぎ澄まされて、タイトルの通り、感嘆の

作品帳｜素肌のサンカク　＃2

え、何の話かって？ 良ければ＃1もご覧くださいませ。 さて この記録を書き始めたのは、「ナマモノのおんなであること以外、自分には何の価値がある？」という問いからだった。 そんな自虐的な自問に沼ってしまったものだから、恋愛に対する自信が萎んでしまっていた。好きな人ができても、期待しない癖がついてしまった。 期待しないと言いつつも、恋をしてしまえばその人を考えずにはいられない訳で。結局はこの不毛な問いを、延々とループしていた。 距離を縮めていくのは自分次第だというのに。

作品帳｜MY "JAPANESE CHARACTER"BREAKFAST

I created this work for people from all countries and all generations who are just starting to learn Japanese. この作品は、日本語を学び始めたばかりの、あらゆる国とすべての世代の人のために作りました。 It's a simple story about finding Japanese characters. Everyone can enjoy it, so gi

風景録 | 一日で足りるわけがなかった富山旅

富山に惚れた日4月末、1日だけの富山へ訪れた時の記録。 雨晴海岸で朝陽を見る 高岡市の伝統的建築群保存地区を見学 砺波市のとなみチューリップフェア 富山市の富岩運河環水公園でまったりする という内容だった。富山についた瞬間の空気の美しさに 「あ、富山好きだ。」とひと目惚れならぬ一呼吸惚れになっていた。 そして旅を経て、富山大好き人間になった。 雨晴海岸 朝5時頃。前日の夜から徹夜ドライブで、雨晴海岸に向かった。 夜明け前について、仮眠して朝陽を待った。 晴れた日

雪が積もらない、雪だるまも作れない冬。そんな寂しい時代が始まってしまうのかな…⁉代わりにコケだるまづくりとか、いかがですか。ただもふもふしたいだけなのだけど。

作品帳｜素肌のサンカク　#1

私の恋愛はいつもどこかイマイチだった。 一応言っとくが相手はイマイチじゃなかったぞ。恋人関係成立の条件は人によって何通り、何百通りもあると思うが、たとえば100のうち99が当てはまっていても絶対に欠かせない1条件だけがカチッとはまらないような違和感、その意味でイマイチだった。 自分でも面白いことに、その中途半端な状況に陥っているときは決まって自分の頭がサンカク印になっているような感覚になる。一体の生き物として肌では恋愛を解せるのに、一人の社会的生き物としての頭と心は正解が

作品帳|大切な人をなくしたあなたに描いた絵本

10代の自分のために作った絵本を、どこかのあなたへ。 ある絵本コンペに出して落選した作品ですが 可愛い子には旅をさせよということで（？）一般公開しました。 私は中学生の頃家族を失ったのですが、 当時は思春期で、突然の喪失に感情のコントロールができなくなりました。 この作品はそんな10代のころの自分のために作った作品です。 （※PC推奨、リンク先でズームボタンを押していただくと、画面に合わせたサイズになるので見やすいと思います。） 当時、わたしは悲しい・寂しい、といった

風景録｜長峰山パラグライダー離陸点　私、アルプスまで飛べる気がする。

本当は誰にも教えたくない場所だったりする。 それはつまり誰かに自慢したい場所である。 だからこっそりシェアするのである。 観光客には広く知られた場所じゃないだろう。 観光スポットにもならないだろう。（ならないでほしい。） ここは普通の山の展望台だ。 地方が誘客のためにやりがちな「恋人の聖地」の別名もない。 ただ淡々と絶景が広がる。 そりゃあそうだ。安曇野はどうしたって、どこを撮ったって美しい。 ここはパラグライダー離陸点だ。 離陸台がある。つまり、視界が開かれている。

自己紹介

誰に届くか分からない自己紹介って、おもしろいな。 初心者でフォロワーもいないのに自己紹介。 でも、いろいろな方のnoteを読むときに自己紹介読んじゃうし、 そのほうが記事がすっと入ってくる。 「どんな人の言葉なのか」って大事なんだ、と思ったから 自己紹介を書いておきます。 基本のプロフィール名前：草村ザクロ 趣味：散策、旅行、読書、詩 経歴：絵描き兼、疲弊したOL。 性格：天邪鬼、おおざっぱ、気分屋。 ロゴの赤鼻のキャラクターは、自分の分身です。 何のためのnote？コン