はじめまして! 〜保育士歴10年の私が「かわさき子育てサロン」を始めたワケ〜
●保育現場から届けたい想い
はじめまして!わたしは10年間、保育士として働いてきました。合計400人以上の子どもたちと日々を楽しく過ごし、成長を隣で見させてもらったことはかけがえのない財産です。
当然、子どもたちと同じ数だけのご家庭とも触れ合ってきました。多種多様な悩み、多種多様な環境、当たり前ですが、似たようなご家庭はあれど、一つとして同じご家庭はありません。
しかし同時に、「保育士」として関わる以上、保護者の皆様に寄り添うことに限界を感じてきたのです。細かいことを含めると多くなるのですが、ここでは大きく2つに分けて考えます。
①「先生」という立場上、保護者に伝えづらい話題が存在していること。
② 保育園での「先生」は公平さが求められるため、家庭というプライベートな領域に踏み込める限度があること。
保護者は多種多様な悩みを抱えているのに、保育園では同じような対応をするべきという縛りがある以上、どうしても限界があります。
すぐそばで悩みや現状を聞きながら、あと一歩踏み込むことが許されないもどかしさ。どうにかして、みなさんのそばにいきたい。子どもたちの未来を一緒に豊かなものにしたい。そう思いながらも、保護者支援は保育園の枠内で行う日々が続きました。
そんな中、「その思いを届けましょう!」と言ってくれるかけがえのない仲間と出会い! そして、生まれたのがかわさき子育てサロンです!
●ここで少し保育園の裏側のお話…
先ほどの話した「限界」のお話、事例をもとに少しだけ紹介させてください。保育士からの目線では実は話しにくいことって意外とあるんです。
①「先生」という立場上、保護者に伝えづらい話題が存在していること→「性」にまつわるお話
「え⁉︎乳幼児期に⁉︎」と思うかもしれませんが、現にお母さんたちは「ちんちん」の扱いに悩んで相談してきます。洗い方は?垢が出てるけどどうすればいい?などなど。もちろんお父さんも逆のパターンで…。
たしかにデリケートな部分なので相談しにくいですよね。私も関係が築けた保護者とはお話しできますが、まだ日が浅いとこちらからも声をかけにくいし、向こうも話しにくい…。そんな状態が続いて気がつくと時間が解決している。解決した後で「実はね…」とお話しされることも珍しくありません。
大人がすごく近くにいられる今だからこそ、伝えるべき内容でもあると思うのです。ですが、保護者には大変驚かれました。このように、必要ではあるけど、話しにくい話題というのも確かにあります。
②保育園での「先生」は公平さが求められるため、家庭というプライベートな領域に踏み込める限度があること→育児に関する方針について
家庭での育児の方針に対して、保育園は基本的には口出ししないようにしています。(虐待につながるようなケースは除きます)
というのも「育児に対して否定をしない」というのはどの保育園でも基本的な方針にあると思います。誰だって、一生懸命自分の子どものことを考えているのに「正しい知識」で理論武装して否定されては面白くありませんしね。なのでほとんどの保育士は「さとす」範囲にとどめていると思います。
それで無理ならそれ以上は踏み込まない。踏み込むことで他の家庭よりも親身に話を聞く機会が増えて他の保護者や、同僚である保育士に「不公平」と思われかねない事態になってはクラス運営も危うくなります。
アドバイスをもう少し具体的に、もう一歩踏み込んで話すことができていたら結果は変わったかもしれません。方針を固めたときに「待った!」をかけられれば…。
子育ては、一度始まってしまえばやり直しもできないし、立ち止まることもできません。にもかかわらず「間違い」はあっても「正解」がないですよね。だから、どうしても悩みが内にこもりやすく、目の前に起きていることだけにフォーカスしがちです。
ですが、そこに知識や仲間がいれば…。別の視点から悩みを考えることができそうじゃないですか?
●かわさき子育てサロンのこれから
わたしや、わたしの信頼する仲間たちが働いて培ってきた技術や知識、よくある相談をもとに情報発信をしていきます。その情報は、直接みなさんの問題や悩みを解決するものではないかもしれません…。
ですが、目の前の悩みも見方を変えれば世界は変わります!
・遊び食べは、ご飯が"安全か"確かめている最中!
・イヤイヤ期の子どもの本音って?
・落ち着きがない子は、落ち着いていられないくらい「世界」に興味がある のかも。
どうでしょう。少し興味がわきませんか?
わたしたちは、子育てに関する日常の捉え方が少し変わって見えてくる「子育ての秘密道具」をお届けします!
そして、それ以外にもこんな悩みを抱えている方はいませんか?
・うちの子って少し他の子より遅いのかしら?でも誰に相談したら…
・理想の育児はあるけど、忙しくてとてもそんな余裕ない
・ワンオペ育児に疲れた…もう全部投げ出してしまいたい!
その悩み、みんなで共有してみませんか?
今まで頑張ってこられたの皆様の前の壁は『あと一歩』で壊せます。その壁を壊すお手伝いをさせていただきたいのです。
聞きたいこと、質問等があればリクエストにお送りください。どんな些細なことでも大歓迎です!個人的な相談はアンケートフォームも開放しておりますので、そちらをご利用いただければと思います。
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