憲法9条

戦後77年、日本が戦争をしなかったのは憲法第9条があったからです。
もしなかったらまず朝鮮戦争に参戦し更なる加害を行い、ベトナム戦争にも参加しているでしょう。そんな戦争による加害と惨禍を経験せずに済んだのは平和憲法があったからこそです。

当時GHQは日本を完全に骨抜きにして人間以下の存在にしようとしていました。軍備だけでなくあらゆる工業を禁止して農業だけの極貧国のままにしようとしたのです。しかし・・・

ソ連と中共が台頭し、朝鮮戦争やベトナム戦争で、日本の地政学的位置について見直し、自衛隊をつくり、重化学工業を促し、日本を強くする政策に変わりました。そして・・・

70年安保では、日本の一部の民意は強く軍事行動に反発し、日本に仕組まれたアメリカの意図を覆そうともがいたけど、絶対権力の前には何のちからにもならなかった・・・

近年の中共とロシア(および北朝鮮)の極東での軍事行動は、日本列島線(千島列島、日本、台湾、フィリピン)を固く守ることが国益となりました。今のアメリカは九条を日本が自力で改正して欲しいと考えています。では日本は、自発的にどの様な国策を取るべきか・・・

いろいろなことのトレードオフを総合的に判断して自発的に前に進まなければならないと思います。私は9条を現在の自衛隊の実態に合わせて改正すべきだと思います。自衛隊を日本軍にしても急に戦争勃発とは絶対なりません。尖閣や竹島などで相手のなすがままは悔しい。

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