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良い職場って何だろう〜某自動車ショールームで学んだこと〜アルバイト編②

こんにちは。

某自動車ショールームで働いてたときに、なぜそこが良い職場だと思えたかについての投稿の続きを書きます。(職場や職種について説明は前回の投稿をご覧ください)

先週の投稿で、
①アルバイトでもステップアップができる制度
②アルバイトの意見も取り入れてもらえるような仕組みが整っていた
③ショールーム以外の職場でも役に立つような知識が得られた
この3点”私が働きたいと思えた職場”である理由として書きましたが、今回はより具体的に、某自動車ショールームではどのような取り組みが行われていたのか紹介しつつ、なぜそれがアルバイトで働いていた私の向上心へ繋がったか、考えたいと思います。

①アルバイトでもステップアップができる制度について

働き始めは何の肩書きもない、ただのクリーンスタッフとして働き、入って半年ぐらい経ったら(勤務日数により変動あり)テストを受けました。それに合格すれば、晴れてサブリーダーです。テストといっても特別難しいことはなく、業務に必要な知識なので大体みんな合格します。しかし、サブリーダーになるとパフォーマンス清掃(前回の投稿参照)に参加できるようになるので、クリーンスタッフとしての大きなやりがいが一つ増えます。

サブリーダーの次はリーダーですが、これは全員がなれるわけではありません。
テストはなく、既存のリーダーの評価と上司のスーパーバイザーの評価により昇格可能か判断されます。勤務態度、遅刻・欠勤の有無、積極性の有無など、他のスタッフのお手本となりうる人物が判断基準になります。リーダーになると新人スタッフの研修を担当するようになります。その他、リーダーのみに任される業務もあります。サブリーダーの時は参加するだけだったパフォーマンス清掃も、指導する役割も任されます。

このようにステップアップができ、それぞれの肩書きに応じた業務があることで、出世欲の無かった(笑)私もパフォーマンス清掃に参加したいなぁとか、リーダーは業務を色々任されてちょっと羨ましいなぁと思っていました。同じぐらいに入ったスタッフが先に出世すると何となく悔しさが込み上げてきたりもします。こういう制度があると自然と意欲が出てきます。

②スタッフ同士で評価しあう仕組みが整っていたことについて

良い対応や接客をしているスタッフを名指しで褒めるお手紙のようなものを提出する取り組みがありました。(スマイルカードという仮名で説明します)

これは、クリーンスタッフ間のみならず、全ショールームスタッフに渡せるものでした。例えば、Aさんがお客様に対して笑顔を絶やさずご案内をしていたのを見たとします。その旨を手のひらサイズの用紙、スマイルカードに書き、提出します。すると、後日Aさん本人にそのスマイルカードが届くという仕組みです。

ここの職場ではスマイルカードの事務局を立ち上げて、社員が交代で担当していました。スマイルカードで褒められた人だけでなく、提出した人にも点数がつくようになってました。

年に数回、強化月間が設けられ、一番点数が多かったチームが表彰されたりすることもありました。そのため、自分がスマイルカードを受け取るのを待つばかりではなく、良い対応をしているスタッフはいないかなと注視しながら勤務をする必要がありました。

カードに書くネタ探しと言ってしまえばそれまでですが、積極的に誰かの良いところを探すというのは意識をしなければできませんし、実際に目にすると言葉で説明されるよりも、理解がしやすく取り入れやすくなります。

スマイルカードには、他スタッフのことだけでなく、お客様からのご意見や、勤務をする中での気づきも書くことができました。

今、思い返してみてもこういう仕組みがあれば、積極的に働いてステップアップしたいとか、他のスタッフがどんな接客をしているんだろうと意欲的な姿勢になれたり、時にはスマイルカードを他のスタッフからもらってやりがいを感じることができ、向上心を持つことに繋がるよなぁと思います。

続いて、”③ショールーム以外の職場でも役に立つような知識が得られた”について説明しようと思いますが、長くなってしまうので次回にします。
また来週投稿します。よろしくお願いします☺️

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