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フリーランスに必要な「〇〇力」と身に付ける方法

ライターやデザイナー、エンジニアなどフリーランスで生計を立てていくために何が必要でしょうか?

特殊な能力?
営業力?
丁寧で確実な仕事?
それとも他者に追随を許さない専門性?


どれも重要ですが、もっと根本的で必須の能力が「交渉力」です。

クライアントとの条件設定、仕事内容の交渉、工数の削減、修正を求められたときの対応など、すべてにおいて「交渉力」がものを言いますよね?
営業して顧客を開拓しても交渉が下手で安く買い叩かれては意味がありませんし、高い能力を持っていても交渉で良い条件を設定できなければいいように使われるだけです。

今回はフリーランスになぜ交渉力が必要か、どういった場面で交渉力が必要になり、身に付けるにはどうしたらいいかご説明します。

1.交渉力が必要な場面とは

交渉力は以下のような場面で必須です。

1-1.当初の仕事内容、条件設定
クライアントから打診があれば、まずはどのような仕事をいくらの単価で請け負うのか決定するものですが、最終的に設定される条件は「交渉の結果」です。
できるだけ高い単価でこちらの工数は軽くなるように交渉する必要があり、うまく交渉できれば軽い労力で多くの収入を得られます。

1-2.単価交渉
継続的に同じクライアントと取引を続けていると、あるとき「単価を上げてほしい」と持ちかけるタイミングがあるものです。このとき相手に単価アップを了承させられるかどうかもこちらの交渉力にかかっています。良い仕事をしているから自然に単価アップしてもらえるほど甘い世界ではありません。
1-3.工数の削減
楽に仕事をするには、なるべくこちらの工数を減らしてもらう必要があります。画像も選定してほしい、ワードプレスに入稿してほしい、修正は無制限にお願いしたいなどの要望を言われたら単価を下げないようにうまく交渉して相手に要望を撤回させる必要があります。


1-4.修正を求められたときの対応
修正を求められたとき、無下に断るのは良くないですが無茶な要求は受け入れるべきではありません。相手の気分を害さず自然に要求を撤回させるために交渉力が必要です。
なお理不尽な修正を求められたときの対応についてはこちらの記事に詳しく書いているので、よかったらお読みくださいね。


1-5.入金の督促
相手の入金が遅れたときには早急に支払わせる必要があります。このとき相手の気分を害さず「申し訳ない」という気持ちにさせて早めに入金を促す力は交渉力です。

このようにフリーランスにとって交渉力は契約前から契約終了後まで一貫して重要な能力です。生き残るには「交渉力が高くないと無理」といっても過言ではありません。

2.交渉力を身に付けるには以下の4つのことをやろう


交渉力を「明日から飛躍的に上昇させる」のは難しいですが、技術的な対処方法がいくつかあるので以下で取り組みやすい4つを挙げます。意識次第で今後の仕事の手間や収入が大きく変わる可能性もあるので、ぜひ実践してみてください。

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17歳で重度の拒食症(摂食障害) 25年間苦しみ続けてきました。 必死で勉強して弁護士になりましたが病気が悪化して廃業 その後、在宅ライターになりましたが命の危機もあって入院中です 毎日入院日記を投稿中 よかったら闘病生活のサポート、お願いいたしますm(_ _)m