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差別という残酷さから今を生きる為に



タイトルに惹かれて見てみようと思ったがこれは実話であった。
今まで黒人に差別的な内容の映画は結構見てきたつもりだが
これが1番きつい内容だったが

ネット社会になり、メディアの表に描けてない真実があることを知ってから、実際、、この映画以上にひどいことが行われているんだろうと
いう想像もつく。

この作品の実在する人物は黒人でも自由黒人と言われ、普通の生活(
この普通の生活を当たり前と思うかどうかも考えさせられる)
を送ってたのも恵まれているが、騙されて奴隷として売られた経験から
生まれた作品である。


彼は運よく12年後に元の生活に戻るが、それはごく稀である。
生まれた時から奴隷として 一生終わる人のが多いだろう。

この作品は現実に近づけようと酷いシーンをあえて隠さず表現したのでは
ないかと感じる。

人ではなくて物で何をしてもいいと
発言してる白人の言葉が信じられなかった。

これは歴史で時代背景もあるだろう。

この主人公であった実在する人物ソロモンはその後、
奴隷解放運動をするが、調べるとどこかで亡くなってるがその詳細は知らされてない。


そこにも、差別というものがつきまとう。


私たち日本人も過去に生まれ育った家柄での差別が
あった。明治時代から平等とはいえ 今も多少なりともあるとは感じる。

ただ、過去にこのように人間の生きるための平等を訴えてきた
歴史の積み重ねでここまで来た気がする


今も憤りを感じて生きてる人は大勢いると思う

それでも、自分の力で多少はなんとかなると信じたい、人間の基本的人権が尊重されるのであれば。。。


過去の歴史は
何をしても生まれた時に自分の肌の色、生まれた環境によって
どんなに才能があろうが虐げられる時代と比べれば・・・

それを考えさせられる内容だった気がする



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