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「双極性障害」からの回復 ④私の症状

更新が遅れました。
辛い時期のことを思い出していると過去の状態に引きずられてしまい、少し手が止まっていました。自分のペースで書きます。

私の症状や様子はどんな感じだったのか、記憶があやふやなこともありますが思いつく限り出してみます。

うつ状態

・ネガティブ妄想や被害妄想がずっと頭の中をぐるぐるする
・積極的に「死にたい」のではなく、いまの状態が重苦しすぎるから「消えたい」「生きるのをやめたい」
・買い物で何を買いたいかわからない、お腹は減っているが何も思い浮かばないので選べない
・無気力、寝たきり
・お風呂に入れない
・声が小さくなる
・動悸・ソワソワし、いても立ってもいられない
・頭の中全体が暗く重い膜のようなもので覆われている感覚(症状の重さによりグラデーションがある)
・不安、焦燥、悲しみ、無力感、罪悪感、劣等感などの感情
・怒りに気づかない感覚、私が「ダメ」なのが悪いのだからと考え、怒りを無意識に体の奥に押し込める感覚(怒る気力がない)
・人目が怖いので職場で物置に隠れる、近所の目が怖く家から出られない

軽躁状態

・寝つけずに朝方までアイデアや企画を思いつく
・テンションが高く、家族や友人にやりたいことを話しまくる
・声が大きくなる
・連絡を取ってなかった友人達に1日で10件とか電話しまくる
・高揚感、全能感、優越感、多幸感などの感覚

うつ状態では生きるか死ぬかの重苦しい思考に支配され、軽躁状態では一転して「なぜあんなに重苦しかったんだっけ??私はいま可能性に満ちている!」と盲目的な自信に覆われて発言や行動をしまくっていました。
私の場合は圧倒的にうつ状態が長く、頻度はわからないですが軽躁状態がごくたまに出る(2〜3日)という感じでした。

いまもたまに顔を出す思考

いま振り返って感じるのは、症状が出るときは「思考」の比重が大きくなり過ぎているなということ。
うつ状態でも軽躁状態でも、常に頭の中を「やってしまった過去」「訪れるだろう未来」の考え(幻想)が行き交っていて休まらない。そして、うつ状態ではネガティブ思考がだるま式に増えていきます。

考え過ぎなのはわかっているのに、考えるのを止められない、中毒のような状態とも感じます。無意識のうちに、私がいまの私を否定する思考で痛めつけ苦しめているのだと思います。


次回から、やっと、私が楽に生きるために実行した事柄を書いていきます。


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