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絶っ対に学校に行かなきゃ!!(前編)

学校ってどうして行くんですか?

学校ってどんな意味があるんですか??

行った方が得するんですか??

行かないと損なんですか?

社会で生きていけないんですか??

不登校はダメですか??

ぜんぶ親の責任ですか??????



完全にチクショーですよ…。


そもそも学校の役割ってなに??

教師の役割ってなに??


その辺りからして分かっていない人がほとんど。

そして分かっていない教員が多い。


責めているわけではない。

ただ、
"給料をもらって子供を教育するという人の人生に影響する"
もの凄く重たい仕事を担っている自覚がない奴は正直多い。

マジで他の仕事に就いてほしい。

さっさと辞めてくれ。向いてないからって1人ずつに言ってやりたい。

子どもにも良くないし、その教員自身にも良くない


『悪魔の子よあんたたちは!!』とか叫んで泣きながら授業する先生もいる。

仕事、辞めろや笑

向いてないって、マジで。


あなたは一旦病院に行きなされ。





学校で学べることは無限にある。
たくさんたくさんある中で勉強以外で学べること

特筆して会得できるのは社会性である。


・みんなが同じ方向を向いて授業を受ける

・ペアやグループで何かを成し遂げる

・発表をして人前で話す

・友達とケンカをして仲直りする

・ルールの厳しさを知る

・ルールの中での自由に気付く

・友達同士で気付き合う

・大人でもクソみたいな奴がいることを知る

・1人で生きることの難しさを集団で知る

・当番で役割を担う。褒められる

・委員会で好きなことを見つける、取り組む



本当に挙げだすとキリがない。幾らでもある。


学校でしか学べないことは大切だ。

裏を返せば学校以外で学べることは想像以上に多い。

近所のじいちゃんとお芋掘りしたり餅つきすることにはけっこう大きな意味あるでしょう?


学校へ行けてなくてもね。


え?


とういうことは不登校はオッケー??
それとも、ダメ??終わりなの?


完全にチクショーですよ…(2回目



不登校っていう言葉ね。は?

登校でき不(ず)ってこと??

登校しない、という選択肢もあるってことやけど。?


何事もその子どもに適したタイミングや環境がある。


その子にとって今は学校という環境が
『とても辛い』『悲しい体験をする場所』だとしたら、あなたはそれでも無理矢理に学校に引きずって登校させますか?

僕は、させません。

では、その子にとって学校は嫌いじゃない。
お友達もいるし、楽しい!でも行こうとしたら体調が悪くなって行きたいのに行けない…

そういう子どもだってザラにいる。


行きたい気持ちに"体が付いていかない。"


これは精神的な耐久性、または刺激への敏感さや、環境の変化への適応能力が少し溜まるまで時間がかかる子どもによく起こる



学校に行けないにも、理由が星の数ほど存在する。

・音に過敏で教室には入れない
→静かな保健室や支援学級ならいける

・起きてから登校するまでに心が折れる
→起きてからのフォロー、登校の方法の見直し
例えば前日の夜に用意を済ませて、起きてからのスケジュールを大きなホワイトボードに書いて見える化する。

歩いていけないなら保護者と一緒に登校する
もしくは車で送れる日は送る。

・授業がきらい。黒板写しが追いつかないから
→追いつかなくても大丈夫な補償を作って安心してもらう。写さなくても良いことにして授業を受ける

・ジッとしていられない。落ち着かない
→足下や椅子に刺激が入る100均の芝生を付けてみる
声かけにて本人の興味関心のある話題を適宜振る



これは、ほんの一例にすぎない。

そして、この対処がまかり通る学校がすべてではないという現実。ムゴい



僕は必要に応じて療育や特別支援学級をオススメする。




筆記用具は決められたもの、のみ!!

他の子と違うものを使うことは許しません!!

どんな子でも不平等にならないように甘やかしません!!


…んん???


ちょっと何言ってるか分からないデス。


こういう学校は未だにある。

そして教師としてこの考え方の人が未だにいる。

しかも少数ではない、まあまあいる。


ムゴい。マジでムゴい。


子どもの人生。主人公はクラス30人だったら30通りの大切な人生や未来がある。


大袈裟ではなく、マジでそうだ。


学校の先生という仕事は、とてもとてもとても大変だ。

だから頭ごなしに否定してしまったり、この先生はダメだ、この学校はダメだ、などと潰してしまってはいけない。


あなたは子どもを30人全員こぼれないように目を配ってお話を聞かせること、できますか??

45分の授業だとすれば、45分注意を授業に向けさせ続けることができますか??


教師という免許を取っているからといって、全員が全員絶対にできると思いますか?


難しいんです。とっても。

いやいや、私は僕は先生じゃないからできないに決まってんじゃーん。その考え方ってどうなん?

すごくナイーブな仕事なんです。
そして、先生たちの中にもルールがあるんです。
自分の立場や先生同士の力関係、ややこしいんです。

しかも県や地区、学校の特色によってすべてバラバラ。


校長先生の決めたことを捻じ曲げてまで子どもたちの未来を守り切れる先生はほとんどいない。


それは、先生の能力不足が理由では無い。


教師としての役割にも範疇がある。

例えば発達障害の診断を受けている子どもが普通級で授業を受けているとする。

その子のためにいろんなルールを取っ払って進めていくことだけで、残りの29人の子どもたちの人生は良い方向に進むでしょうか?

どうですか?難しいでしょう??




たしかに、良くない先生は存在する。

言ってしまえばただの教員免許を取っただけの人間。

所詮は自分本位で生きることが最優先となる。
それは悪いことではないが、時に子どもにも家族にとっても残酷な結果をもたらす。


特別にその子どものために休み時間も放課後も休みの日も時間をとって一緒に学びを共有してくれる先生も、もちろんいるんです。


素晴らしいと思います

心から子どもが好きで、かわいくて、たまらなくて、成長を見届けたいんだと思います。


ほんの少し、学校の意味について触れただけでこんなにもたくさんの話題が湧き出てくる。

それだけ、それだけ、それほどに意味を持つ。
ということだけは言える。


長くなるので、続きはまた夜遅くに…

2022.1.14 うつ病と生きる青年

(意味を持つことの意味)


サポートしていただいた収益は全て今後の青年さんの活動時間および、敷金礼金への支払いに使わせていただきますことををををををををを。