一夜草

頭に浮かんだ言葉を羅列してます。 基本暗め。

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私は金魚

あぶくがひとつ 浮かんだ小部屋 揺蕩う尾びれ 静かな夜明け 四角い箱は 心をみだす 光を纏い あなたを誘う 何度も噛んだ この右腕は 泳ぐすべすら 忘れたようだ ここに…

一夜草
2年前
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あの頃

馬鹿みたいな夢を見たよ あの頃に戻ってさ 君のことをさがしてたんだ あの日のままの僕に戻って 二度と逢えないとわかってる 君と僕の行き先は あの春の日からもう 交わら…

一夜草
2年前

行きたいところも行けないこんな世の中じゃ…POISON

ただいま令和3年8月16日、目下コロナ禍である。 全国の感染者は日に日に高くなり、未だに収束の見通しも見えず社会は混乱している。 今までだったら私も、家族と共になん…

一夜草
3年前

私は金魚

あぶくがひとつ
浮かんだ小部屋
揺蕩う尾びれ
静かな夜明け

四角い箱は
心をみだす
光を纏い
あなたを誘う

何度も噛んだ
この右腕は
泳ぐすべすら
忘れたようだ

ここにいるのは
安心だけど
外を知らずに
息絶えるのか

虚ろな目して
眺めているは
優しいあなた
それとも私?

あぶくがひとつ
浮かんだ小部屋
揺蕩う尾びれ
私は金魚

あの頃

馬鹿みたいな夢を見たよ
あの頃に戻ってさ
君のことをさがしてたんだ
あの日のままの僕に戻って

二度と逢えないとわかってる
君と僕の行き先は
あの春の日からもう
交わらないことを知っていたから

心の片隅には君がいて、いつも。
弱気な僕を笑ってくれるんだよ
もうどんなことを話していたかなんて
忘れてしまったけれど

ねぇ今君は何をして
何を思ってるんだろう?
もう僕は随分と時間を通り過ぎたけれど

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行きたいところも行けないこんな世の中じゃ…POISON

ただいま令和3年8月16日、目下コロナ禍である。
全国の感染者は日に日に高くなり、未だに収束の見通しも見えず社会は混乱している。

今までだったら私も、家族と共になんかしらの施設に赴き夏を満喫し、残された大量の宿題を頭の片隅から消し去ろうとする子供らの首根っこを掴み、机に齧りつかせ目を光らせてたであろう夏休み。
それは脆くも崩れていた。

コロナ禍で2回目の夏。なんなら去年よりもさらに厳しいこの状

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