あの頃

馬鹿みたいな夢を見たよ
あの頃に戻ってさ
君のことをさがしてたんだ
あの日のままの僕に戻って

二度と逢えないとわかってる
君と僕の行き先は
あの春の日からもう
交わらないことを知っていたから

心の片隅には君がいて、いつも。
弱気な僕を笑ってくれるんだよ
もうどんなことを話していたかなんて
忘れてしまったけれど

ねぇ今君は何をして
何を思ってるんだろう?
もう僕は随分と時間を通り過ぎたけれど
ねぇあの頃に戻ってさ、何を話そうか?
夢の中でくらいは一緒にいてもいいかな?


嘘みたいな話をするよ
あの頃に戻ってさ
君と一緒に自転車で
帰った道をまた歩いてる

欠片さえあれば生きていけそうで
なんとなくきてしまった
もうここに君はいないのに
1人でなにしてるんだろ(笑)

心の片隅にずっと残ってる
この気持ちに名前はないけど
持ち続けてもいいかな?
君のことを忘れられないから

ねぇ今僕は普通に生きてるよ
だけど君といたあの頃が
僕の今を支えてるから
今ここにいない君の、幸せを願ってる
それくらいは許されるかな?

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