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Chapter 2 Arrived at Kyoto (京都に到着)

バンコクから6時間ぐらいやっと飛行機が関空に到着しました。10年前初めて日本に踏み込んだ僕は今だって不安よりワクワクしてこれからどういう旅が待っているのか、楽しんでいるという気持ちは忘れていませんね。入国手続きを終えて在留カードも手に入れて30kgのスーツケース(実は、こんなに持って来なくていいです、日用品は殆ど販売)を受け取った上で到着口から出た途端、その風が構内に吹き込んで「急にサム!」初めて季節の風を肌で感じ取りました。母国ではこういう風な感覚がなくて珍しいものと思います。


同期の全員が空港の出口で集合してから3台の日本語学校が頼んだ貸切ミニバス(ヤサカ観光という業者)が迎えに来ました。僕が乗ったバスが四人しかいませんが、真ん中の通路を他の学生のマウンテンバイク(スポーツマンではあるまいし、なんでそんな大きな荷物を持ってくんのよ?ちょっと疑問)やスーツケースを置くスペースとして利用されました。僕の座った席は一番奥側にあってその荷物を取り出されない限り、降りられない状態でした。バスの走行中に空港から京都まで時間がどれぐらい掛かったとか、どういうルートを通したとかは全く覚えておらずたった関空のロケーションは陸地から離れている場所のことに気づきました。埋め立てによって海上空港を建てられたことに素晴らしさを感じました。さすが、ニッポンの技術ですね。

京都に着くまで丁度日が暮れた時間でした。初日では入寮手続きがまだ出来なかったから全員が3階建ての「ペンション北白川」というホテルに泊まってシェアルームにしました。僕の部屋はエム君(同期の一人)とシェアして最上階にありますが、まさか、、エレベーターがない??3階の部屋に泊まる人が荷物を運ぶなんてけっこう大変でした。自分のものだけ済むことではなく他の同期のも手伝って済ませました。その作業が終わるまでめっちゃ疲れた〜腹減り、、だから夕飯は全員で学校に近い「王将」という中華料理の店に同行し、その場で自分がタイから身に付いた日本語力を初めて発揮しメニューの全体を見て店員さんに頼みました。誤解もなく「五目そば」を注文した通りにちゃんと届いて良かったです。僕たちのグループが入ってからいきなりお店がわいわい騒ぎになってご迷惑すみませんでした(>_<)そのタイミングは盛り上がって話し合いながら同期の全員が短い自己紹介もしました。メンバーの年齢は20代前半の人が最も多かったが年齢のことがバレないように皆と溶け合うようにしている人もいましたよ。笑 (もちろん、僕も含めてます)。知り合ったばかりでも皆と親近感が生じたみたいで不思議な気持ちでした。

ホテルに帰った上で自分の部屋にそれぞれ戻って荷物とかを整理する時間でした。シェアルームのエム君と会話が弾んでいて色んな情報、留学目標の話を交流しました。ただ、自分の聞かせた内容から年齢とか彼に誤魔化せなかったんです。ごめん、ごめん(笑) 当時僕は28歳でした。結局、その夜、エム君と喋りすぎたので寝る時間が少しでした。翌日は京都巡りを楽しむ前、新入生としてまた入寮手続き、区役所での入居登録などを済ませないと、、

僕は日本に既に来たのか、これからの暮らしはどうなるのか、、28歳の学生としてその楽しんでいた気分が、ハッキリ、、、

To be continue >>> (チーム組んで京都を巡り)

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