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どこが違う?コロナ禍での学会運営レポート
先日、理学療法士協会での仕事の関係で、全国学会の運営サポートをしてきました。今回はコロナ禍のためにWeb開催となり、当然ながら今までとは全く違ったものとなりました。
もっとも違うのは
やっぱり「人がいない」ことです。
3密を避けるためにやってるので当たり前なんですけど、かなり異質なものを感じました。
いつものような、受付・クロークの混雑、人気講演の立ち見、ランチョンセミナー(弁当)の確保、口述・ポスター発表のはしご、空き時間の観光(笑)など「学会あるある」が一切ありません。
参加者はオンラインで会場にアクセスし、ネットサーフィンのように各会場をめぐり、講演やシンポジウム、演題発表などを視聴していきます。
発表者の直前の孤独感と緊張感は、今までとの違いを感じると思います。ただ終わったらすぐにリラックスできます。映像・マイクを切ってしまえば、その場で緊張と緩和による雄叫びも可能。オン・オフの差を楽しめるかもしれません。
運営側は会議システムの運営やトラブル対応のために集合しますが、全員集まっても40人弱です。(通常開催なら最低でも倍は必要)基本的に受付がないので、運営側の労力としてはかなり軽減されていると思います。
学会運営が効率的になり、参加者のメリットも多くあるのですが、私としては「人が集まる学会」が好きです。
やはり人と人が会って、直接意見を交わすことで生まれるエネルギーというかイメージというか、上手く表現できませんが、それが新しい知見につながるのではないかと考えています。
いつか、今までとは同じ形ではないにしろ、また開催できるといいなと思っています。
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