#11 「空腹」こそ最強のクスリ!?
こんにちは。いとひろです。
「簡単なダイエット法が知りたい!」
「将来、病気にかからないようにしたい!」
「健康診断で血圧が高いと言われた、、、」
そんな悩みをまとめて解決する方法があるのですが、ご存知でしょうか?
今日は発行から40万部を突破した、『「空腹」こそ最強のクスリ』という本を読んでみたので、その要約をしたいと思います。
ということで、今回のテーマは「空腹の時間を作る」です。
1日3食もいらない
皆さんは1日に何回食事をしていますか?
ほとんどの方が朝、昼、夜と3回食事をされているかと思います。
なぜ3回なのでしょうか?子供の頃から「1日3食バランスよく食べなさい!」と言われて育ったからですか?
実は、1日に3回食事をすることの科学的な根拠は特にないそうです。
さらに、現代人にとって1日3食というのは、「食べ過ぎている」可能性が高いという研究結果が出ています。
本来、「食事」というのは、食欲を満たすというよりも、「生命維持に必要な栄養を、必要な分だけ摂取する行為」であり、たくさん食べたから元気が出る、というわけではありません。
ですので、1日に3回食事をしている人は、慢性的な「食べ過ぎ」になっている可能性が高いというのです。
空腹の効果
「食べ過ぎ」が体に与える悪影響はたくさんあります。
胃腸などの消化器官が休まず働き続けることになる。
疲れやすい、肌荒れ、抜け毛などの症状が出る。
腸内環境が整わず、免疫力が低下する。
体内の「活性酸素」を増やす。
内臓脂肪が増え、悪玉コレステロールが増加する。
糖尿病、脳卒中、心筋梗塞、癌といった病気を発症する恐れがある。
細かく見ていけば、他にもたくさんありますが、「食べ過ぎ」はこのような悪影響を及ぼします。
逆に「食べ過ぎ」ないで、「空腹の時間」を設けると、上記の悪影響を取り除くことができ、
消化器官を休めることができ、傷みにくくなる。
長時間、仕事に集中できる。
免疫力が向上する。
体内の「活性酸素」を抑え、細胞の酸化を予防できる。
内臓脂肪を減らすことができる。
様々な病気の予防ができる。
などの効果をもたらしてくれます。
「空腹の時間」の作り方
では具体的に「空腹の時間」を作るにはどうしたらいいのか。
この本で紹介されていた、1番簡単な方法は
睡眠8時間+日中8時間=16時間
の連続した16時間を「空腹の時間」とし、水以外何も摂取しない時間を作るという方法です。睡眠時間を入れていいというのが、このやり方の楽なところです。
日中は寝る前でも起きた後でも構いません。
何も食べない時間が12時間になると、人間の体はエネルギーを作り出すために、内臓脂肪を分解し始めます。
さらに16時間になると、「オートファジー」が始まり、古い細胞を分解してタンパク質を作り、新たな細胞を作るシステムが作動します。
近年ではこの「オートファジー」が、病気や老化の予防に効果的であると言われています。
ですので、「空腹の時間」は16時間取るのが理想だと言われています。
毎日でもいいですが、週に1回からでも構いません。
また、「空腹の時間」にどうしても我慢できなくなったら、ナッツ類を食べるといいそうです。大事なのは、継続して行うことですから。
最後に注意点ですが、この方法にはデメリットがあります。
まず、筋肉が落ちやすいことです。なので、筋トレと併用して行うことをお勧めします。
そして、癌や認知症を既に患っている方や高齢者の方などに対しては、この方法が逆効果になってしまう場合がありますので、心配な方は主治医と相談されてください。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ぜひ、皆さんも「空腹の時間」を作り出して、健康増進を目指し、100年時代を元気に生き抜いていきましょう。食費も浮きますよ(笑)
以上、いとひろでした。
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