大殿筋と中殿筋を鍛えて骨盤の安定化を図り、キレキレのサイドステップをマスター

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①歩行
歩行は全ての動作のもとになる動きのため歩行に注目することは非常に大切である。
point
・歩行時の姿勢はどうか。猫背になっていないか。体が傾いていないか。
・腕振りはどうか。
・骨盤の傾きはないか。
・体幹の動揺はないか。
・歩幅や歩隔はどうか。股関節伸展は出ているか。
・足関節背屈は出ているか。

→今回は特に骨盤の動きに注目する。
歩行に限った話ではないが、骨盤の安定性というのはとても大事である。特に片脚立ちになった時の骨盤の安定性が大事になる。フットボールにおいては、走るときや蹴るとき、瞬間的に片脚で体を支えることになるが、そこで骨盤を安定させられるかどうかがパフォーマンスの向上や怪我のリスク軽減に繋がってくる。

骨盤の安定には、前後の安定と左右の安定がある。前後の安定には大殿筋が大きく関わり、左右の安定には中殿筋が大きく関わる。ということで今回は大殿筋と中殿筋にフォーカスする。

②片脚立位
片脚立ちをしてもらい骨盤の安定性を観察する。
point
・片脚立ちしている側の骨盤が上がってしまっていないか。
・体幹の傾きは大きくないか。

③片脚立位で大殿筋と中殿筋を鍛える
・大殿筋:宙に浮いた足を後ろに引く
・中殿筋:宙に浮いた足を横に上げる

④サイドステップにトライ
・大殿筋と中殿筋に刺激が入ったところで実際にドリブルをしてみる。
・骨盤の安定性が増すことで、フェイントのキレやフェイント後の加速力が増す。

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