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病院顧客のリレーションマーケティング

前回は、リレーションマーケティングとは?的な内容をまとめましたが、今回は実際の中身についてまとめてみました。

リレーションシップマーケティングの方法

リレーションシップマーケティングで顧客との関係性を深めるためには、
1. データベースマーケティング
2. アカウントベースドマーケティング(ABM)
などのマーケティング手法が有効とされています。
※アカウントベースドマーケティングはBtoBの方法なので割愛します。

 データベースマーケティングとは

データベースマーケティングとは、個人情報や属性情報(性別・年齢・住んでる地域)、購入の履歴、アンケートへの回答、検索履歴など、顧客に関する様々な情報をデータベースとして収集、保存、分析することにより、顧客の嗜好にマッチする商材やサービスを提供するマーケティング手法です。Googleやアマゾンで検索したら、いろいろと目に付くところに思わず買っちゃいそうな広告が出てくるのもこれです。
データベースマーケティングの目的は、新規に顧客を獲得するマーケティングではなく、既存顧客との長期的に良好な関係を構築することとなります。
ある顧客が、特定の時期に特定の商材を購入する傾向があることが、購入履歴からわかった場合は、その顧客に対して適切な時期に、その商材の販促活動を行うことが可能となります。こう考えると膨大な統計とデーターによる処理が必要そうに見えます。

パソコンいらずでデータベースマーケティング

データベースマーケティングの古典的な例として、薬の訪問販売等があげられます。販売員は、顧客の持病や購入履歴などを把握して、顧客ごとにオリジナルの常備薬を提案していたそうです。このほかにもい行きつけのお店で「こんなのが入ったよ。」と声をかけられたりするのも根本的には同じで、過去の購入履歴や話した内容、嗜好などをつかむことでパソコンいらずでデータベースマーケティングは可能です。これが出来るショップ店員さんはたくさん売ることが出来るし、人気が出ます。

データベースマーケティングのメリット

1. 顧客と良好な関係ができる。
2. 受診してくれたり、物を買ってくれる可能性が高まる。
3. 販促活動がより効率的になる。

まとめ

もちろんIT化が進み、そういったこともAIが自動でやってくれると思いますが、人が人の事を考えてしってもらえていると感じること。これはこの後も変わらないものになるのではないでしょうか。


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