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自分の心を“うならせる”人生を!〜「自慢の父」になるための序章〜

先日32歳になった。

また1つ歳をとった。今年は第一子が生まれ、毎日幸せを感じながら生きているが、1つ気になってきたことがある。

それは、自分が家族と存分に楽しんでいける人生を送っていくには、どうやらもっとお金が必要だということだ。

僕と妻は旅行が元々好きで、コロナ前は年に一度の海外旅行が楽しみだったし、2-3ヶ月に一回の国内旅行(娘が生まれてからは関東近郊が多い)を今も楽しんでいる。そして、ドライブや自然も大好きなので、週末に近場の山や海に行ったり、妻が妊娠する前まではキャンプにもたくさん行ったりしていた。

娘が生まれ、何かと記念日や僕の仕事が落ち着いたときに小旅行をしたり、ショッピングモールに買い物に行ったりするのが、また一段と楽しくなった。別に家で過ごしているときも幸せなのだが、いつもと違う場所で過ごしている時間に、色んな景色を見ながら、まだ言葉がわからない娘に話しかけ、妻と話をするのが、僕にとって最高に幸せな時間だ。


ただ、何をするにもお金がいる。

当たり前なのだが、資本主義社会で生きている以上、サービスを受けたらそれ相応のお金を払わなければならない。

僕が幸せを感じる瞬間を得るためには、割とお金が必要だと最近気付いた。宿泊するホテルや受けるサービスのレベルも年々上がっていて、子供に優しいとなるとさらに金額が上がることもある。

むむむ。
友人や同僚との付き合いはコロナ前ほど多くはないけど、妻の理解のもと自分が納得できるレベルではキープできてる。毎日の生活レベルがバカみたいに高いわけではないし、もっと良い家に住みたいとか一戸建てを買いたいとか、そういう欲求も特にない。家事育児をやっていることで自己肯定感が上がることもあるから、仕事はそこそこ(頑張るときは頑張る)で家族優先の生き方をしている。

どうやっても金足りなくね?

さて、ここで矛盾が生じるわけだ。
仕事はそこそこ、家庭では生活レベルはそこそこだけど割と浪費がち、そんな生活が成立するほど僕は稼いでない。

うーん、“普通の幸せ”を得るために多くの人たちが悩む壁に、同じようにぶち当たった感じ。みなさんお気づきだろうけど、僕らが小さい頃に思い描いていた“普通”って普通じゃないよね。

選択肢は2つだ。

「仕事そこそこ」を「仕事バリバリ」にするか、「割と浪費がち」を抑えるか。

よく節約・倹約を謳っている本やYouTuberを見ていると、後者のほうを明らかに勧めてくる。もちろん、固定費を抑える部分は抑えたほうがいいし、それは当たり前にもうこなしている。ちょっと投資に回して小金持ちになろうみたいな方向も続けてきたけど、僕は未来にもある程度お金を持ちたい反面、今に多くのお金を積んでいきたいのかも、と娘と過ごす中で考えが変わってきた。

少し脱線したが、本題に戻すと、結局稼ぐ額を少し上向かせないといけないってことになってくる。稼ぎをバグらせろ!みたいなとこまでいかなくったっていいんだけど、月々+10万あったらいいなって思う。

何も「仕事バリバリ」は、会社の中だけで完結しろって話でもない。転職したっていいし、副業したっていいし、起業したっていい。一時的に仕事にかける時間を増やすことで、稼ぐ額を増やす方法を取るって話。



どんな仕事をしていたいか。

正直な話、転職して年収をあげることは可能だ。仕事を選ばなければ、というか年収をあげることに特化すれば達成できるってことは実際に転職活動しているなかで分かってる。  

ただ、ワガママな話なのかもしれないけど、自分が心躍る仕事はしていたい。それだけは間違えちゃいけないことだと思ってる。どんなに家庭での幸せが担保されていたとしても、ただお金のためだけに生きるのは僕の性に合ってないと思うのだ。

妻に相談すると常々「あなたが自信を持って仕事できる環境にいてほしい」と僕を尊重してくれるし、子供に胸張って自分の仕事を語れるような父ではありたい。自信を持っている父親を、娘が自慢してくれるくらいでありたいじゃないか!

僕は今の仕事が好きだ。

本末転倒なことを書くようだが、僕はテレビディレクターという仕事が好きだ。今は若者向け番組の担当をしていて、労働環境・休暇取得・福利厚生も相当良くて、不満のない状態ではある。

この仕事が好きな理由の根本は「人と関わるのが好き」というところだ。取材をしていく中で自分が今まで知り得なかった他の人の人生の歩みを知ることができ、それが自分の人生にも良い影響を与えてくれる。そして、おこがましいかもしれないけど、自分と関わってくれた人にとって、取材を受けたことがちょっとした思い出になる。そうやって人生同士がぶつかって循環していると感じる時が、たまらなく好きだ。

仕事だけじゃなくプライベートでも、自分がいたことで新しい経験ができたりだとか
思い出ができたりとか、その場が盛り上がったりだとか、そういう瞬間が訪れるたびに自分の存在価値を感じるし、僕が得意なことで喜んでくれる人がいるならそれが幸せだと思う。

結局家庭でもそうなんだ。妻が、娘が、喜んでくれることをやりたい、そう能動的に自分が動いているとき=家事育児・買い物・旅行に幸せを感じているに過ぎない。



人の人生に、足跡を残せ!

話を戻そう。
そもそものスタートは、家族と楽しい時間を過ごすためには月々+10万円くらいお金が必要という話。

このままだと、僕はいつまで経っても今の状態から抜け出せず、ちょっと節約しながら、ちょっと浪費して、というバランスゲームを生きていくことになる。

僕の人生の軸は「人の人生を変えたい」。別に大きくなくたっていい、あのときあんなことあったなレベルでもいいから、1つの思い出になれるような経験や出会いを与えていきたい。今コツコツやっているES添削や就職支援も同じ軸の中にある。

この軸の中で、どんな未来をデザインしていけるか。そして、その思い描いた未来にどうお金をくっつけていけるか。

まずは、僕の人生を変えていきそうな人・なりたい自分に近い存在との出会いを積極的に取り入れていく準備をしていくところから始めよう。

まだまだ32歳。
何を始めるにも遅いってことはないはずだ。

よろしければ怠惰な僕にサポートのお恵みを…。あ、でもお金を簡単に与えたらもっと怠惰になっちゃうから、ダメか(笑)