PTA組長

子どもが通う小学校のPTAの強制労働に巻き込まれた妻を助けるため、PTA会長に立候補し…

PTA組長

子どもが通う小学校のPTAの強制労働に巻き込まれた妻を助けるため、PTA会長に立候補し2年で改革を成し遂げました。自分が行った改革内容をなるべく忠実に書いていきます。このnoteを見た方々がPTAの圧政から解放されることを願っております。

最近の記事

PTA改革は必然か否か?

PTAのことを「したくないけど、必要だとは思う」という考えの人が多いのではないだろうか。 では、なぜ昨今になってPTA改革が叫ばれるようになってきたのだろうか。 その点を考察していく。 なぜ共働きが主流となったのか?1.人間の欲 戦後からバブル崩壊後くらいまでは専業主婦の母親が多く存在していた。 しかし、バブル崩壊後から共働きが少しずつ増えてきて、今や共働きが当たり前の時代になってきた。 これにはしっかりとした理由がある。 今の子育て世代は主にいわゆる「団塊の世代」の子供

    • PTAとはなんぞや?

      PTA改革を進める上で肝心なことがある。 それは「PTA」を知ることである。 当たり前のようだが、この当たり前をわかっていない人が意外と多い。 今回はPTAを簡単に紐解きしながら、ポイント制ができた経緯とPTAの法的位置付けについて書き進めていく。 各論的な内容なので硬い話になるが、読んでいただけたら幸いだ。 PTAの成り立ち みなさんは日本における「PTA」がいつからあるものかご存じだろうか。 実は歴史は浅く、戦後に始まる。 戦前の日本にはPTAのようなもの(父母と先生

      • PTAは日本の縮図

        新執行部のグループラインでは、前任者がマウントを取り始めた。 自分たちも1年間マウントを取られて我慢してきたので、マウントを取りたいという気持ちは理解できる。 しかし、PTAの活動において、こういった態度は問題だと感じた。 上から目線であれこれ言ってきて、「みんながそう言ってる」という言葉で私を孤立させようとする行為は、非常にストレスフルだった。 平気で嘘をつく人もいて、私だけを除いた別のグループラインを作るなど、会長である私を締め出す行動がいくつもあった。 理事会と呼ばれる

        • PTA組長爆誕

          これから書き進める改革はすべて実話である。 強制加入、強制労働、独裁がまかり通っていたPTAを2年ですべて取り払った。 「事実は小説より奇なり」とはよく言ったものだが、PTAはまさにその通りだった。 PTAなんて関わりたくもなかった人間が、PTA改革に挑む物語を書き進めていく。 苦手なことに挑戦することで生を感じる娘たちが小学校低学年の頃から話は始まる。 2学期になると突然妻の仕事からの帰りが遅くなった。 それが1回や2回ではなく、ほぼ毎日のように遅くなったのだ。 私が帰宅

        PTA改革は必然か否か?