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開業して成功するための技術は何??

こんにちは(^^) ヤギヒロ社長(@Yagihiro_PT)こと、八木橋です!!
千葉県柏市で「やぎはし整体院」を開業しています。

やぎはし整体院は、2021年4月で8周年を迎えます。

養成校を卒業後、整形外科クリニックで勤務しました。
最大10人の理学療法士と一緒に働きました。

開業してからは、
初年度は、八木橋とパートPT。
2年目は、八木橋と常勤PTとパートPT。
3年目は、八木橋と常勤PTとパートPT2人。
・・・
という感じで、病院勤務時代も含めて、多くの理学療法士たちの治療をみてきました。

そこで、思うことは…
「色々な治療があるなぁぁ・・・」
ということでした。

色々な学会や研究会、研修会に参加して多くの意見を聞きました。

「筋膜がやりたい」
「動作分析がしたいバイオメカニクスで患者をみたい」
「関節治療なんて、効くの・・・?」
「学会のトップの先生が嫌いだから、この手技はやらない・・・」
「どんな治療技術がいいんですか?」
「一つの手技をやるなんて、宗教みたい」
「手技にとらわれず、全体を診れるPTになりたい・・・」

このように言っている治療家はいませんか?

それで、実際には何をやっているかを見てみると、

「ストレッチ」
「運動指導」
「トレーニング」
「歩行訓練・練習」
「散歩」
「マッサージ」
など

病院で働いているうちは、何をやっても患者様はいなくならないから、
患者様に「受け入れられる/受け入れられない」を意識することは
ほとんどありません。

しかし、開業すると、びっくりするほど、お客様はセラピストのことをみています。

受け入れられない場合、すぐにお客様はいなくなります。

”すぐに”です!!

びっくりするくらい、すぐに!!

受け入れられているか、どうかの判断は、

初月の売上」でわかります。

初月の売上で、100万円を軽く突破しない場合、

「受け入れられていない」と判断したほうが良いです。

個人の売上で、100万円を初月に突破しない場合、

100万円を超えるようになるには1年~1年半くらいかかることが多いです。

そこまで、資金が持てば、の話しだが・・・(資金がなくなれば、廃業)

(だいたいは、売り上げの補填に、コンサル&セミナー事業に走ります。)

病院時代、開業後の多くの理学療法士を見てきて、お客様に受け入れられる治療技術がわかりました。

参考までに、
現在、日本で確認できる「治療技術」「学会」を一覧にしました。

どんな治療技術を習おうかと探す際の参考になれば幸いです。

<治療技術一覧>

<軟部組織へのアプローチ>
・軟部組織モビライゼーション
・筋膜リリース(takei concept)
・筋膜マニピュレーション
・ストレイン・カウンター・ストレイン
・post isometric relaxation(PIR)
・IDストレッチ
・マイオセラピー
・トリガーポイントアプローチ
・マッスル・ペイン・リリーフ
・マッスルエナジーテクニック
・MT-MPS
・マイオチューニングアプローチ
・DNICアプローチ(広汎性侵害抑制調節)
・アスター
・プレーティング
・組織間リリース(ISR)
<関節へのアプローチ>
・関節モビライゼーション
  (Kaltenborn-Evjenth Concept/Maitland Method)
・関節マニピュレーション
・SJF(関節ファシリテーション)
・AKA博田法
・Mulligan concept
・パリスアプローチ
・マッスルエナジーテクニック
・オーストラリアンマニュアルセラピー
・ノルディック・コンセプト(カルテンボーン・エビエンスコンセプト)
・ドイツ徒手医学
・カイロプラクティクス
・Spine Dynamics 療法
<神経系へのアプローチ>
・神経モビライゼーション
<中枢神経系へのアプローチ>
・上田法
・ボバースアプローチ
・PNF
・制御理論的アプローチ
・ボイタ
・認知運動療法
・ルードアプローチ
・バイオフィードバック療法
・ブルンストローム・アプローチ
・中村法
・DNS(Dynanic Neuromuscular Stabilization)エクササイズ
<皮膚へのアプローチ>
・皮膚運動学
<リンパへのアプローチ>
・リンパドレナージュ
<足底板>
・入谷式足底板
・シダス社:コンフォマーブル
・スーパーフィート
・DSIS
<オステオパシー>
・直接法
・間接法
・ストレイン&カウンターストレイン
・筋・筋膜リリース
・筋エネルギー法
・スティルテクニック
・頭蓋オステオパシー(クラニオセイクラルセラピー)(頭蓋仙骨療法)
・靭帯性関節ストレイン法
・内臓マニュピレーション
・誇張法
・クラシカルオステオパシー
・FDM
・リコイル法
<概念>
・オステオパシー
・アナトミートレイン
・オランダ徒手療法
・FTEX
・ダイアン・リー先生の概念
<その他>
・触圧覚刺激法
・関節トレーニング
・ガスケ・アプローチ
・キャシーウォレスの産後リハにおける腹部・骨盤へのアプローチ
・マッケンジー法
・MSIアプローチ
・ヤンダアプローチ
・フェルデンクライス・メソッド
・テープ療法
・バイニーアプローチ
・形態構築アプローチ(山崎 勉)
・シュロス法


<学会一覧>

<軟部組織関連>
・日本徒手理学療法学会
・日本全身筋膜神経疼痛アプローチ協会
・日本マイオチューニング学会
・日本マイオセラピー協会
・バイニーコンプレックスジャパン
・トリガーポイント研究会
・MT-MPS研究会
・DNMJapan
・整形外科リハビリテーション学会
・日本運動器徒手理学療法学会(JAOMPT)
・日本筋膜マニピュレーション協会
<骨・関節関連>
・SJF学会
・日本関節運動学的アプローチ医学会
・健康科学研究開発センター(RIHSE:リーゼ)
・ドイツ筋骨格医学会(DGMSM)
・日本徒手療法学会
<リンパ関連>
・日本リンパ浮腫治療学会(JSLT)
・日本リンパ浮腫学会(JLES)
・日本リンパ学会(JSL)
<治療概念関連>
・日本オランダ徒手療法協会
・身体運動学的アプローチ研究会
・FTEX Institute
・国際整形徒手理学療法士連盟
・国際マッケンジー協会
・日本臨床徒手医学会
・Postural Restoration Institute®
・国際統合リハビリテーション協会
<理論関連>
・日本国際保健医療学会(JAIH)
・日本整形外科学会
・日本運動器科学会
・日本ペインリハビリテーション学会
・日本スポーツ理学療法学会
・日本バイオメカニクス学会
・日本臨床バイオメカニクス学会
・バイオメカニズム学会
・日本側弯症学会
・日本臨床スポーツ医学会
・日本運動器理学療法学会
<オステオパシー関連>
・日本オステオパシーメディスン協会(JOMA)
・日本クラシカルオステオパシー協会(JACO)
・日本クラシカルオステオパシー学会(JICO)
・日本オステオパシープロフェッショナル協会(JOPA)
・日本オステオパシー連合(JOF)
・全日本オステオパシー協会(AJOA)
・日本オステオパシー学会(JOA)
・関西オステオパシー協会(KOA)
<PNF関連>
・日本PNFテクニック協会
・日本PNF学会
・日本PNF協会(JPNFA)
・国際PNF協会(IPNFA)
  (日本ではヒューマンコンディショニングPNFセンター)
<中枢神経系関連>
・日本ボバース研究会
・上田法治療研究会
・日本ボイタ協会
・認知神経リハビリテーション学会
・日本認知運動療法研究会
・日本認知療法・認知行動療法学会(JACT)
・日本バイオフィードバック学会
・促通反復療法研究所(川平法)
<足底板系>
・日本足の外科学会
・足と歩きの研究所(入谷式足底版)
・日本フットウェア技術協会
・一般社団法人mysole協会(mysole®)
<ウィメンズヘルス系>
・日本ガスケアプローチ協会
・産後リハビリテーション研究会
<内科系>
・日本摂食嚥下リハビリテーション学会
・日本糖尿病理学療法学会
・日本リハビリテーション医学会
・日本腎臓リハビリテーション学会
・日本肝臓学会
・日本がんリハビリテーション研究会
・日本リハビリテーション栄養学会
・日本アレルギー学会
<呼吸器系>
・日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
・日本口腔リハビリテーション学会
・日本呼吸理学療法学会
<循環器系>
・日本心臓リハビリテーション学会(JACR)

<高次脳機能系>
・日本認知症リハビリテーション協会
・日本精神障害者リハビリテーション学会
・日本リハビリテイション心理学会
<社会医学系>
・日本訪問リハビリテーション協会
・日本自立支援介護・パワーリハ学会
・日本予防理学療法学会
<その他>
・日本小児理学療法学会
・日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会
・日本リウマチ学会
<ボディワーク系>
・日本コアコンディショニング協会
・Functional roller pilates
<テーピング系>
キネシオテーピング協会

私が調べた限りを記載しました。(抜けがあったらご容赦ください…)

分類の仕方は、私の独断です。(あまり意味はありません)

本当に多くの技術がありますし、学会があります。

多くの治療家の心の内は、こうだと思います。

間違いのない治療技術を一発で引き当てて、それを学びたい!!

どの技術を学ぶことが間違いがないのか?

それを最短で見つけ出し、習うためにこのnoteを書きました!!

<先日、びっくりした話しを書きます。>

整形外科に勤務している後輩から、

「開業した理学療法士は、お客様を治さないらしいですよ・・・」

私「えっっっ!? どういうこと???」

後輩「とにかく治さないで、回数券を売るらしいんです!」

私「それで医療… 理学療法士としてどうなの?」

後輩「医療としてではなく、ビジネスとしてなんだそうです。」


みなさん、どう思います・・・?


理学療法士が開業したところだけでなく、接骨院や鍼灸院でも

このような「あえて治さない」「治そうとしない」治療院が増えているようです。

この話しの最悪な点は、

お客様は「良い治療院」と「悪い治療院」の区別がつかないという点です。

本当に、絶対に、見分けがつきません。

ホームページやチラシを見ても、「治す治療院」「治さない治療院」の違いは、全くわかんないんです…

国家資格取得者がこのような行為を行なっているのです・・・

私は、開業している理学療法士ですが、絶対に治したいです!

もしも、「治せない」⇒「お金が稼げない」⇒「ダークサイドに行ってしまえ」なんて感じで、悪に染まるのなら、一回でいいから、私の治療院を見学に来てほしい。

びっくりすると思います。

お客様と真剣に向き合い、症状を取り除くように治療している姿に!

一回でもダークサイドに足を踏み入れると、戻ってこられなくなります。

ダークサイドに行ってしまった理学療法士には、何を言っても通じません。

お金が全てになってしまっているからです。

彼らにとっては、売上が高ければ、善。

儲けることが、善。

売上が低ければ、悪。なのです。

稼ぐことは悪いことではないのですが、きちんと治療行為をした結果、お金がついてくれることが絶対条件です!

私は、割り切ることにしました。

「治そうとしている治療家」と「治さない治療家」を

「医療系治療家」と「ビジネス系治療家」というように。

「ビジネス系治療家」は、

お客様の不安を煽り、言葉巧みに、回数券を買わせます。


見分け方は非常に難しいです。


ホームページが、料金が高いことの正当性をだらだらと説明していたり、
不安を煽る書き方になっていたり、とにかくだらだらと長く、くどいです。

症状をお持ちの方が読むとなんとなく良さげに見えてしまいます。

治療者のことが優しいなと思ったら、次の瞬間、次の予約を取る際に、すごく突き放してきたり、突き放したと思ったら、急に優しくなったり・・・

こんな感じで、ツンデレをしてきます。

これは、突き放されると、症状を抱えている方が「えっ!?」となって、急に突き放されて、不安になる原理を応用しているようです。

すかざず、優しい言葉をかけて心をつかむという典型的な手口です。

お客様目線では、絶対に見分けることが困難なところが厄介です。

治療院選びは、非常に難しい・・・

話しはだいぶそれてしましましたが、

"もしも、あなたが調子が悪くなった時、誰に診てもらいますか?"


後輩を正しく育成して、自分を治してくれる治療家を作ることも大事なことです。

そのためにも、治せる治療技術は必要になります。



話しを「どんな治療手技を選べばよいか?」に戻します。


正しい選択をして、治せる治療家を一緒に目指しましょう♪

どんな開業(痛み・CVA・ヨガ・難病・スタジオ)をするのかにも
よりますが、

八木橋の場合の痛みを相手にする場合の大枠は以下の通りです。

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