見出し画像

初めてでもできる!骨盤のアライメント評価方法!〜骨盤解剖・運動学の全て〜

NMotionで公開しているコラムをPhysio365も最後なので。公開してみます!




今回は骨盤のアライメント評価をやっていきましょう。 
 

 いわゆる

「骨盤の歪み」「骨盤矯正」

という曖昧なものをどうやって明確にして臨床に落とし込むか?

 
の最初のステップです。 
 

・ニューテーション・カウンターニューテーション
・アップスリップ、ダウンスリップ
・アウトフレア、インフレア
・骨盤内ねじれ

などが曖昧でわからない人は絶対チェックしておきましょう。 
 

このnoteを読み終えた後には

・骨盤の触診ポイントがわかる
・骨盤が触れるようになる
・骨盤の動きからアライメント予測ができる
・マッスルバランスの予測ができ、エクササイズを組み立てられる

ようになっていると嬉しいです。 
 

ではいきましょう。


前提条件として知っておいてほしい骨盤の複雑性


・仙腸関節の形状に個人差がある
・左右の関節面に差がある
・骨の指標ですら非対称性である場合がある
・仙骨のアライメントの左右差だけでなく、多裂筋のボリュームの差もあるため触診で間違えやすい
・ねじれ構造が複雑
・痛み、機能異常があるなしに関わらずアライメント不良がある

まずこのあたりの事実をしっかり頭に入れておきましょう。

左右差があるからNG!
非対称性があるからNG!
触診しているものが全て合っている!

このあたりの先入観は全て捨てましょう。


「歪んでいるからNG」という先入観を捨てます。


このあたりは最近かいた「姿勢の教科書」で詳しく論文から引っ張って書いています。歪みと痛みは関係性がないんです。↓


それでも、骨盤のアライメントを見ていく必要があります。


そこには

「筋肉のアンバランスを見つけるためのヒント」

がたくさんあるからです。


まずはコレ!骨盤の位置関係を知る4つの触診ランドマーク!

引用:FreePTsalonゼロから理解する解剖学「骨盤編」

ここから先は

2,322字 / 6画像

運動を仕事にするトレーナー、ピラティス、ヨガ、セラピストの先生向けの専門家マガジン!

運動を仕事にする全ての人へ。理学療法の知識、解剖・運動・生理学と最新の論文から現場で使えるピラティスや運動の評価・方法・考えをコラムと動画…

・365日理学療法に関する情報をお届け! ・過去コンテンツ!1000コンテンツ以上読み放題! ・コラム・動画・ライブ配信であなたの「知りたい」をお届け!

365毎日お届けするマガジン!現在1000コンテンツ読み放題、毎日日替わりの現役理学療法士による最新情報をお届け!コラム・動画・ライブ配信…

理学療法士最大級のオンラインサロンFree PT salonを運営!知識・技術を学ぶのはもちろん、発信力をつけて、みんなとコラボしてプロダクトを作る!やりたいことを実現する場所!→http://reha-basic.net/free-pt-salon/