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数字が物事を簡単にしてくれるかもね、という話

今回は数値化してみると難しいことも簡単に感じるかもねという話です。私の趣味であるゴルフで例えてみようと思います。ゴルフをよく知らない人でも分かるように努力します。最後までお付き合い下さると幸いです。

7割のアマチュアゴルファーの目標

色々なアンケートで多くのアマチュアゴルファーの目標が100切りと言われています。ゴルフ好きなら分かることかと思います。ですが、実際に達成している人はアマチュアゴルファーの3割弱と言われています。

100切りは、6割の人が目標を達成できないほど、難しい目標なのでしょうか。それとも皆が無謀な目標に挑戦しているのでしょうか。色々な側面があるので簡単に答えを出すのは難しいですが、数値という側面で考えるとあながち無謀ではないかも?と思います。

100切り、そんなに難しくないかも?

ゴルフはボールをカップに入れるスポーツです。18回カップに入れたら終了です。つまりアマチュアゴルファーは100回打って18回カップに入れるのを目標としているということですね。

では、この目標を達成するためには何%の確率で正しくボールを進めれば良いのでしょうか?

100を切るには平均で6打弱で1回カップに入れないといけません。6回の中で2回思い通りに打てれば、後4打が多少失敗しても6打でカップに入れることは可能だと思います。つまり4回失敗できると考えられます。

6回中4回失敗できる=6回中2回成功する必要がある=33%の確率で上手く打てれば良いという計算になります。

数値化したら印象変わりませんか?

止まっているボールを打つスポーツで、33%の確率である程度の範囲に打てれば成功と考えると、そんなに難しそうじゃないですよね。では何故、達成している人が3割もいないのか。

もしかしたらダニング=クルーガー効果がかもしれません。(参考)多くのゴルファーは自分のショットを打つ前に最高のショットを打った時のことを想像します。練習場(打ちっぱなし)でも100点のショットを目標に打ち続けている人が多くいます。今までの最高のショットを思い描いて、できた事で頭が一杯になっている状態ですね。

この状態では、33%で目標を達成できるのに、1回の失敗で精神的にダメージを受けてしまいます。「失敗した〜。。。」と。

残り99回、精神を削って100点を目指し、100切りも。。。難しそうですね。

3回のうち1回成功すれば良い、と気軽にプレーしたら案外すぐに100切り達成できちゃうかもしれません。練習でも33%の確率である程度の範囲に収まる打ち方を探すと効果的かもしれませんね。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。物凄く単純化して好き勝手書きました。数値という側面で切り取ってみると、単純化したとはいえ100切りって、案外簡単?と思えませんか?

目標の数値化、まだ試したことがなければ試してみることをお薦めします。もし難しい目標でも数値化することで明確になることがたくさんありますし、今回の話のように案外簡単?と思えるようになるかもしれません。

ゴルファーからこんなに簡単な話じゃないと怒られそうですが、、思い切って投稿してみました。


では。

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