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トラブル時に試されるセルフコントール能力を鍛える最初の一歩

皆さん、トラブルに見舞われた時の心の状態はどうなってますか?今日は趣味であるゴルフを例に書いてみようと思います。
ゴルフではミスショットして林の中〜、の後の行動でその人の本当の強さが分かるのです。それを科学的見地から読み解いてみます。

ゴルフのトラブル時に起こりやすいこと

ゴルフはメンタルのスポーツと言われています。実際に運動神経が高いから上手いというスポーツではないです。大なり小なりミスをし続けます。坂の途中や林の中、茂みの中、などなど「どう打てばいいんだ!」という状況に陥ることもしばしばです。

そんな時にどのように考え、行動するかで、その人がゴルフが上手か、人として器の大きい人か、が見えてくるんです。不思議なスポーツですね。

トラブル時にまずやること

大体のアマチュアゴルファーは、真っ先にボールに向かっていき、適当に構えて適当に打ちます。ミスをして焦って、何が最善かを考えずに行き当たりばったりに行動してしまうのです。トラブル時にとにかく手当たり次第に何かをする人、見かけませんか?

トラブル時には、まず何をすべきかを具体的な行動レベルまで分解する必要があります。そんなことを言ってもトラブル中です。冷静に分解するための準備が必要ですよね。

機械的に対処する

ルールに則って機械的に対処した方が自分の心に惑わされずに安定した対応が可能になります。そのためにトラブルに会った時は、IfThenルールを設定します。

IfThenルールは、自分に対してのルール設定です。もし〜したら、〜するというルールを設定しておくと、不思議とその通りに動いちゃうんです。実際にジムに継続して通う実験をした結果、IfThenルールを実行したら40%近く、継続して通う確率が上がったという結果もあります。

因みにトラブル時の私のルールは「状況は?」と声に出すことです。簡単ですが、とても効果的です。

ゴルフで林の中に打ってしまった時、打った場所で「状況は?」と呟いてます。すると一緒にいる人が「行ってみないと分からないね」とか言ってくれます。自分に向けた独り言なのでちょっと恥ずかしかったりします。

仕事でも使えます。プロジェクトのトラブルが起きたと報告を受けた時に、反射的に「状況は?」と口に出します。最近は皆が聞く前に答えてくれるので、答えと私の言葉が被ってしまうことも多々あります。独り言なんで、気にしないでと伝えています。私にとっては、それぐらい自動化している「状況は?」ルールです。

こんな感じで次に繋げるために必要なアクションをルール化することで、感情的に動くのではなく、理性的に状況を確認するためのコントロールを機械的にやることをお勧めします。

最後に

トラブルを解決するIfThenルール、どうだったでしょうか。トラブルを解決するためのルールが設定できれば、もうトラブルは怖くない?

では。

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