日本の企業人は満足度が低いのか?

今日のお題

#学生インターン が世の中のことについて、ボクの視点での話を聞きたいんだと。
だから色んなお題をいただく。今日はこれ。↓

これリツイートで反応するんだけど、とてもじゃないけど、
140文字で書ききれない。だから備忘録としてここに残す。

企業人とは?

まず、あまりネタ明かしはしたくないのだが、
ボクが学生もしくは学生インターンに対して、「企業人とは?」
ということをテーマにして心理学セミナーをやるときにする質問

大嫌いな上司から業務命令で
「10年前に売れ残った【 か な り ダ ッ サ イ T シ ャ ツ 】を
売ってこい」
と言われた。

あなたはどうする?


少し考えてみてください。
自分ならどう反応するかを。

そして・・・。
さらに

社長からの命令で、営業全員に同じような命令が下った。

さきほど自分に同じ命令をした
大嫌いな上司は
「やってられない。断るべき」と声高だ。

そもそも断れるのだろうか?
断れるにしても、断れないにしてもどういう理由だろうか?

この質問、いつも学生にしますが、
「自分がやらなくていいことなので、やりません!」とか、
「会社の命令なので仕方なくやります」とか。

そういう答えが多いです。

ボクは明確に「やるべき」と答えます。
むしろ「積極的にやるべきだ」と。

そもそも「断る」という選択肢がありません。
それは「ボクは思う」とか、そういう個人的な感情とか思いというものではありません。

答えは簡単です。
断れない理由は
「業務委託契約ではなく、雇用契約を自分で選んだから」
これです。

日本における企業人の悲劇は「就職」という言葉に表されています。

「就職」という言葉は本来「職に就く」というものなので、
どんな仕事を目指すのか、つまり「職種を選択する」ということになります。

しかし、日本の就職は「会社を選択する」という行為は差します。

例えばアメリカの学生で就職する場合に、「googleを選択する」ということはあるでしょう。
でも、それは「Googleに入社して、マーケティングの仕事をする」という職種を実現するために会社を選択しているに過ぎません。

頭の良い方であれば、もうお分かりですよね?
これが「サラリーマンは息苦しい」の正体です。

ほとんどのサラリーマンが陥っている「会社依存」

日本の学生は「職種」を選択するということはあまりしません。
理系学生であれば、自分の学部や研究室での経験を活かして、
「この分野に・・・」ということもあるでしょう。

でも文系学生に至っては、明確に「この仕事がしたい!」と考えているのは少数派だと思います。

つまり、「職種」を決めるのではなく、
「会社」を決めている時点が全ての始まり。

さらに「労働市場の流動化」が低い日本では、
一度入った会社への依存も強くなり

結果として、「社内プロ」という名の「ビジネスアマチュア」が
大量生産されるのではないか
とボクは考えています。

自分の役割に自信が持てないサラリーマン

自分の役割を明確に認識できず、会社からの命令に従う事しか動けない
企業人たち・・・。

ゼネラリストを望んだり
専門性を排除したり

これは会社だけの問題なのでしょうか?

個人もそれを求めていたり
しないんでしょうかね?

与えられることしか出来ず
能動的に動けない。

自己承認の低さがサラリーマンの満足度を高められず、
よって「幸福度が低い企業人」が量産されるのではないかとボクは考えます。

解決する方法はあるの?

はい。あります。
でも、話が長くなるので、また今度www

リクエストが多ければ、さらに書くかもですw

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