あなたの心に潜んでいる盲目的な思い込みとは?

このページを最後まで読むと、あなたの中にある「思い込み」に気づくことができるようになります。思い込みには、「きっと大丈夫だ」と思うポジティブな側面と「どうせ私は何もできない」という2つの側面があります。今回触れるのは、ネガティブな側面の「思い込み」についてです。

例えば、
・何をやってもどうせ上手くいかない

・幸せを感じることがない

・周囲から疎まれているような気がする

このように、暗くもやもやとした気持ちで過ごしてしまうことはありませんか。

その、暗い気持ちは、もしかしたら、あなたの心に潜んでいる“盲目的思い込み”が引き起こしているものかもしれません。

これから、“盲目的思い込み”とはどんなもので、あなたの人生にどのような影響を与えるのか、そして、どうやったら軽減することができるのかをお話しします。


全て「自分が悪い」という思い込み


「私がいけない子だからパパとママは喧嘩をするんだ」

「私がいつもパパを怒らせているんだ」 


子供の頃、このように思ったことはなかったでしょうか。

幼いあなたに向かって、誰かが(母親や父親かもしれないし、他の大人かもしれません)、「あなたがいけない子だから悪いことばかり起こる」とか、
「あなたのせいでいつもイライラする」とか、言葉や態度で伝え、あたかもそれが事実であるかのようにあなたに思い込ませたからです。


子供は、大人よりも弱い存在であるがために、時に、親や周りの大人たちから理不尽な扱いを受けてしまうことがあります。

そのように理不尽な扱いを受けたことについて、何の疑問や反発も持たずに、“自分が悪い”と信じ込んでしまうことがあります。


もし、あなたが、大人になった今も「私はいけない人だから、生きていたって何もいいことは起きない」
「私のせいで、何もかもが上手くいかない」
と感じることがあるのなら、それは、子供の頃に“自分が悪い”と信じ込んでいるのかもしれません。

それがとても強固な“盲目的思い込み”となり、あなたの心の奥深くに住みつきあなたを苦しめています。


「結婚したら幸せになれる」という思い込み


女性に多い“盲目的思い込み”の中に、
「結婚すればシンデレラのように幸せになれる」というものがあります。


いつか素敵な王子様がガラスの靴を持って現れる。王子様と結婚をし、生涯ずっと幸せに暮らす。結婚すればシンデレラのように幸せになれる。
幼い頃にトキメキながら読んだシンデレラストーリー、女性なら誰でも1度は夢みる物語ではないでしょうか。


しかし、この「結婚すればシンデレラのように幸せになれる」という“盲目的思い込み”も、心の奥深いところに住みつき、大人になった女性とそのパートナーを翻弄してしまうことがあります。


実際にしてみれば実感することですが、人は、結婚したからといって幸せにはなれません。なぜなら、結婚相手が自分の悩みの全てを解決してくれることは滅多にないからです。

悩みが解決するどころか、独身だった頃にはなかった悩みが、夫婦になったことによって増えることさえあります。

“結婚すればシンデレラのように幸せになれる”という“盲目的思い込み”を心の奥深くに抱えている女性は、無意識のうちに自分の悩みの全てを解決してくれるはずだと思っています。現実的ではない過度な期待をパートナーにしてしまいます。

結果、その女性の悩みは解決しないばかりか、パートナーとの間もギクシャクとしてしまいます。時にはひどい喧嘩に発展してしまうこともあるでしょう。そして、最終的には離婚に至ることもあります。



お金さえあればなんとかなる


お金は人生を過ごしていく中で、なくてはならないものです。
お金さえあれば解決する問題も多くあることは事実ですね。お金がないことで結婚を諦めなくてもいいですし、子供に十分な教育を受けさせてあげることも可能です。

しかし、「お金さえあればなんとかなる」という考えは、“盲目的思い込み”となって、異常なまでにお金に執着し周囲が見えなくなってしまうという危険性をはらんでいます。

お金への執着が強い人に、周囲の人は、あまり良い印象を抱きません。周囲から疎まれ、気がついたら孤立していたという事態になってしまう可能性もあります。

人が人生を豊かに送っていくために必要な、周囲の人との大切な人間関係を失ってしまわないよう、「お金さえあればなんとかなる」という“盲目的思い込み”には注意が必要です。



頑張ってはいけない

頑張りすぎて燃え尽き症候群になる危険性や、頑張るという言葉にマイナスのイメージを感じるという理由から、「頑張ってはいけない」と盲目的に思い込んでしまっていることがあります。

「頑張ってはいけない」と思い込んでいる人は、一切頑張ろうとせず、全てが人任せになってしまいがち。

自分で動くことがなく常に人に動いてもらっているので、本人は成長することがありません。また、何もやろうとしないことに周囲の人は呆れ、人間関係までもおかしくなります。

頑張ったり、一生懸命になったり、努力する中で、人は成長するもの。
「頑張ってはいけない」という“盲目的思い込み”を捨てて、バランスよく頑張ることが、やはり人生には必要です。

では、どのようにすればこの盲目的な思い込みから解放されるのでしょうか。

①自分を知ること
②現実を直視すること
③事実と感情を分けること

この3つについては今後書きますので、書きまいしたらツイッターにてお知らせをします。もしくはこのnoteをフォローしておいてもらえるとすぐに通知が来ると思います。

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