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【保護者向け】子育て相談では、どんなことを相談できる?

こんばんは。
公認心理師・臨床心理士・前向き子育てプログラムトリプルPトレーナーの香川です。

子育ては素晴らしい経験ですが、時には悩みや問題が生じることもあります。そんなとき、子育て相談をすることは非常に役立ちます。しかし、何を相談すればよいのか迷ってしまうこともあるかもしれません。この記事では、子育て相談について、「何を相談しよう」「こういう悩みって相談してもいいの?」と悩んでいる方向けに、例をいくつかご紹介します。


①育児の悩みや問題

育児にはさまざまな悩みや問題がつきものです。例えば、赤ちゃんの夜泣きが続いていて寝不足だったり、幼児期のイヤイヤ期に悩んでいたりするかもしれません。このような育児に関する悩みや問題は、子育て相談にぴったりです。専門家に相談することで、困りごとを整理して、具体的な解決策を一緒に考えていくことができます。

②子どもの健康や発達のこと

子どもの健康や発達に関する心配ごとも、相談の対象となります。たとえば、子どもが食事をいやがる・眠りにくい・言葉がでにくい、言い間違えが多いと感じたりするかもしれません。これらの心配ごとについては、小児科医や臨床心理士・公認心理師などの専門家に相談することが重要です。専門家に相談をすることで、子どもの成長や発達をサポートする方法を学ぶことができます。

③子育て中のストレスや不安

子育ては喜びとともに、時にはストレスや不安など、心理的な負担を感じることがあります。例えば、育児と仕事の両立に悩んだり、パートナーとの衝突に悩んだり、子どものしつけに苦労したりするかもしれません。このようなストレスや不安などの心理的な負担を抱えている場合も、公認心理師や臨床心理士に相談することをおすすめします。

④教育や学校に関すること

子どもの教育や学校生活に関する問題も、相談の対象となります。例えば、学習面での苦手感や集団へのなじみにくさに悩んでいるかもしれません。このような場合も、はやめに相談することが重要です。適切なサポートを受けながら、その子に合った学びや成長をサポートする方法を見つけることができます。

⑤子育て情報に関すること

子育て相談は、悩みや心配ごとがある方のためだけのものではありません。

「今のところ特に悩みや心配ごとはないけれど、子育てについて学びたい」
「エビデンスに基づく子育て方法について学びたい」
「うちの子にあった関わり方やサポートの仕方を学びたい」
「子どもの強みを伸ばす子育てについて情報を得たい」

このような考えをお持ちの方も、ぜひ子育て相談をご利用ください。

子育て相談は、どこで受けられる?

子育て相談は、さまざまな場所で受けることができます。
保育園・幼稚園や学校のカウンセラーや、地域の子育て支援センター、教育支援センター、教育委員会、医療機関などさまざまな場所で専門家とつながることができます。なかなか見つけにくい場合は、園や学校の先生にご相談いただくと、紹介してくださるかもしれません。

Triple Pを受けてみることも一つの方法です

前向き子育てプログラムTriple Pでは、上述したテーマについて、個別に相談を受けることができます。
全4回個別プログラムの「プライマリケアTriple P」では、みなさんのお悩みをお伺いし、子育てに関する情報をお伝えしながら、ご家庭に合う方法を一緒に考えていきます。
興味のある方は、ぜひお近くのプロバイダーにご相談いただくか、下記のフォームよりご連絡ください(オンラインでのご相談が可能です)。



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