自殺を選択する前に、一度、臨死体験してみるという選択もあるという話

最近、芸能人の方々が立て続けに自殺されているということもあり、自殺を考えている人の悩みを解決するヒントになればなと思って書いてみます。

人間10年以上生きていれば、1度や2度、死にたい、今すぐ死んで、この苦しみから逃れたいなどと思ったことはあるはずです。

もしかすると、全く一度も自殺について考えた事が無いという人もいるかもしれませんが、そういう方は非常に稀な人だと私は考えています。

かく言う私も中学に虐めに合っていた時期、大学卒業時に、就職先が見つからなかった時、生活苦と仕事の上司のパワハラに苦しんでいた時期など、死んでしまおうかと、ヤケを起こすギリギリの精神状態の時期が何度もありました。

しかし、私は幸運にも自殺を実行することなく、多くの悩みや苦しみから抜け出し、心を穏やかに毎日を過ごしています。

実際に今まさに苦しんでいる最中の人にとって、イジメや、仕事、人間関係、病気など、問題から逃れるのは不可能と感じられていると思います。

この記事を読んでいるあなたが、もし最近、自殺を考えたことがある、もしくは、できるだけすぐに自殺を考えている、自殺は考えているが本当は死にたくないのに、気が付くと死のうとしている人だとしたら、この記事を読んで、本当にあなたが自殺が必要な人間なのかどうか知るひとつの手法を知っていただき、自殺は自分にとって不要な物だったんだと気が付いてもらうヒントになればうれしいです。

自殺を選択する前に、一度、臨死体験してみるという話の意図

さっそくタイトルの本題に入りたいと思います。

これはあくまで私の持論で、何の根拠も無いのですが、自殺を考えている方のほとんどは、実際に死の淵を彷徨うような命の危険に陥った事が無い人がほとんどだと考えています。

事故、事件、病気、災害、これらによって絶対絶命の危機に直面し、運よく生還できた場合、その後、自殺しようという考えを起こそうと思う人間は、ほとんどいないだろうと私は考えています。

人は、死の世界がリアリティを持って自分に迫ってきた瞬間、人生や命について、本当の意味で深く考えることができるようになるのではないでしょうか。

そのことから、私は能動的な「臨死体験」が人々の自殺を踏みとどめるために役立つのではないかと考えています。

臨死体験とは何か？

臨死体験とは、一般的には、病気や事故などで、危篤になり意識を失った状態の時に体験する死の直前の感覚(例：一切の痛みや苦しみが消え、横たわる自分の肉体から意識が離れてしまった感覚、三途の河を渡りそうになる、自分のこれまでの人生が走馬灯のように蘇り～)など語られているかと思います。

※走馬灯がわからない若い人もいるかもしれませんが、走馬灯とは、映画みたいなものと考えてください。

上の例で挙げたような臨死体験は、自分の意図とは無関係に、心肺停止で死亡する一歩手前の状態に陥った結果もたらされる体験です。

ここまで読んだあなたは、こう思うでしょう。

「自殺する前に臨死体験するって、そもそも無理じゃん？というか下手したら死ぬでしょ？」

当然、普通に臨死体験しようとすれば、意識不明の重体になる状態まで肉体にダメージ負う必要があるので、自殺とほぼ変わらない事をするハメになってしまいます。

私が紹介する能動的な臨死体験は、通常の臨死体験とは違い、身体に致命傷を負う必要が無い方法で、意識を飛ばし、死の世界に足を踏み入れる方法になります。

その方法を試すには、少々、交通費や宿泊費用などお金も掛かったりする方法なので、能動的な臨死体験は、万人が気軽に試せる方法では無いかもしれません。

もし、あなたがある程度、お金に余裕があるにも関わらず、自殺を考えているのだとしたら、一度、能動的な臨死体験を試し、死の世界を見て、自殺すべきかどうか考えるのでも遅くないと思います。

能動的臨死体験とは何か？

私が紹介する能動的な臨死体験は、アマゾン北西部の先住民族に古代から伝わるアワヤスカと呼ばれる現地の薬草と樹液で作ったジュースによって実現されます。※ジュースという表現が正しくないかもしれませんが、すり潰された草花や樹皮や根っこを煮出した汁、混ぜ合わされた泥水のような液体をイメージしてください。

アワヤスカについて、説明する前に少し、臨死体験が起こるメカニズムについての説明をします。

人間が臨死体験を起こす理由は、まだはっきりと解明されていませんが、最近の研究で動物や人間には心臓が止まり死に直結するような致命傷を負って心肺停止状態に陥った際に、少しでも、生存できる可能性を上げるためか、脳内でDMT(ジメチルトリプタミン )という物質を放出して、脳を守っているのではないかという報告がされています。

DMTは、非常に強力な麻薬・幻覚剤として、知られていますが、動物の血液、脳細胞、道端に生えている草や木にも豊富に含まれています。

しかし、通常、草や木、動物の血を口にしたとしても、DMTは作用することはありません。

通常、心臓が止まった時にしか、脳内で分泌されないDMTと呼ばれる物質を、さまざまな薬効のある草花や樹液を混ぜ合わせて摂取することで、強制的にDMTを作用させる薬が、南米の先住民族が宗教儀式で用いているアワヤスカという飲み物なのです。

私が紹介する能動的臨死体験とは、アワヤスカの儀式を受けることで、DMTを摂取し、一時的に脳を臨死状態にさせることを意味しています。

現在ペルー共和国では、国家文化遺産として、このアワヤスカと儀式を保護しており、うつ病の治療や、薬物依存治療への有効性も認められ、治療施設が増え、体験ツアーなども盛んに行われ一般の人々の間にも普及し始めており、DMTを通した臨死体験を経て、世界中から本当の自分の人生を取り戻そうとうつ病や薬物依存で苦しむ人が集まっているようです。

アワヤスカ以外で臨死体験ができる方法は無いのか？

今のところ、DMTは麻薬に指定されており、日本では、アワヤスカの原料となる植物や樹木の輸入が禁止されています。

しかし、アワヤスカアナログというアワヤスカと同じ、作用をする飲み物を日本でも安価に作ることも可能です。

それは「アカシア茶」と呼ばれるアカシアの根っこから作られるアカシアパウダーを煮出したお茶でアワヤスカと同じ作用を生み出すことができると言われています。

その他には、オランダでアシッドトリュフを摂取するという方法もあります。アシッドトリュフにはLSDと呼ばれる成分が入っています。

LSDはスティーブ・ジョブスや、ビル・ゲイツ、ジョンレノンなどもその体験について言及したことで知られています。

現状、合法的に安全に臨死体験をする方法としては、３つの方法になるかと思います。

それぞれがどういった物かまでここで詳しくは解説しません。

もし、あなたが自殺をする前に、自殺を思いとどまるために臨死体験したいと思った場合、これらのキーワードでYoutubeやGoogleで検索してみてください。

今ここに挙げたキーワードと、うつ病、薬物依存、脳の状態に関するデータは密接にリンクしています。

それぞれのキーワードの関連性が理解できた時、あなたの悩みと苦しみは、きっと今よりも小さくなっていると思います。

どうか、自殺という取り戻しの利かない選択をする前に、自分から、死の世界を覗き見て、今生きているこの世界を改めて見つめ直していただき、一日も早くあなたの生活に平穏が訪れることを願っています。