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膿はどうしたらいい?

傷にもいろいろあって、紙で切ったスパッとした傷もあれば、ジュクジュクになってしまう傷もある。膿を持ってしまうこともある。傷は、すぐに治ることもあれば、ひどくなったりを繰り返すこともある。場合によっては、薬を塗ったり飲んだりする。

私は医者ではないので、どうすれば一番傷が治りやすいかはわからないけれど、なんとなくの経験則で、膿をもった傷は、膿を出し切ってしまう方がすぐに治る気がしている。
(膿を出し切った後に消毒して抗生物質の軟膏を塗ると早く治るイメージ)

心の傷も、さまざまで膿を持ち続けてしまう場合もある。

心は、早く膿を出してしまう方が良いのだろうか。

心の膿

心の膿の対処法は、膿を吐き出すタイプと、何かで騙し騙し生きていくタイプの2種類がある気がする。そしてそれは人によって違う。時と場合によって違うのではなく、個人のスタイルとして確立したものであるような気がする。

私は、確実に前者で、その都度膿を排出していかないと生きていけないタイプ。物事は白黒つけたいし、自分の中のもやもやにも自分なりの答えを出したいので、膿さえも残したくない。
絞り出すことがどんなに痛くても出してしまいたい。
だから、人に聞いてもらうし、考えに考えてしまう。

心の「抗生物質」

では、後者の、膿を持ったまま生きている人はどうやって生きているのだろう。
膿を持ったまま、「抗生物質」のような何か気を紛らわせれるものを代用しながら生きているのかもしれない。
そんな人は、周りに迷惑をかけないように細心の注意を払っている人かもしれない。もしくは、他人に何も期待していないのかもしれない。
その人によって「抗生物質」は違うだろうけど、何か深い悲しみを持ち続けたまま紛らわしている人。
自分の中の膿の存在にみんな気づいていない人もいるかもしれない。

膿を持って生きるということ

膿を持ったまま、人は生きていけるのだろうか。
いつか「抗生物質」が効かなくなることはないのだろうか。

やはり、それを吐き出すためにはセラピーが必要なのだろうか。
でも、その「吐き出す」ことがその人に合っていなかったら?

そんなことを最近は考えている。

私はすぐ吐き出してしまうタイプだけれど、周りに頼りすぎなので(いろんな人に感謝!)、ちょっとは抗生物質を探して飲んで生きていかなくっちゃね、と思ってます。

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