子供の頃の朝ごはんと小さいお姉ちゃんは大変
なぜか、初めの頃に書いた日清どん兵衛の記事が一番アクセス数が多いでんです。
正直に言うともっと見てほしい記事が......
薔薇とか、へんてこマフィンの記事は写真撮ったりして結構頑張ってみてるのですがわからんもんです。
最近、ふと思ったのですが、思い出話に敬語って違和感があってどん兵衛の記事を書き直してみたいなって考えています。
である。とか、だった。とか文にすると意外と難しかったり楽しかったり。
それは、後々ということで……
どん兵衛以外の朝食もありましたよー
名誉のためにも、他の朝食もあったことを書いてみたいと思います(*^^*)
今、私の朝ごはんをイメージすると、トーストに目玉焼きとサラダとか、ご飯とお味噌汁にお弁当のおかずの残りとか。
私の子供の頃は、簡単な目玉焼きすらなかったです(笑)
前の記事でも書いた日清どん兵衛はレギュラーでしたね。
普通の朝ごはんを意識したことなかったからとくに不満はありませんでした。
私はミニで、弟はいつも特盛。
夜ごはんも、いっぱい食べてましたね。
その時点にして、体の大きさは明らかに違いがありました。
同じ両親から生まれたのに、弟は足もごつかったです。
嬉しいパン食
何もないときもありました。
遅くまで仕事しているのもあって、朝起きるのが苦手な母に話しかけると......
目を開けないまま応答なし。
弟と2人で、母の眉毛を押し上げます。
黒目が下がってきて一瞬こちらの世界に戻ってきます。
「お母さんの財布から1000円とってパンば買ってきなさい」
「着替えてからよ!」
と、あちらの世界に... じゃなくて、一瞬でまた寝ます。
バッグに入っている大きな財布を、小さな手でよいしょって持って、千円札を1枚引っこ抜きます。
それから、着替えて弟と2件となりのパン屋さんに向かいます。
私は、チョコドーナツとハムマヨ。
弟は、カツサンドとか3個か4個だったかな。
コーヒー牛乳2つ買っても余裕でおつりがくる時代でした。
このパン屋さんが定休日だったりすると、少し離れたパン屋さんに行かなくてはなりません。
今だったら、朝からめんどくさいけど、その頃の私たちにはとてもラッキーでした(´∀`*)
離れてると言っても、大人が歩いたらたぶん5分とかで着く距離です。
人通りもない朝の澄んだ空気の中、小さな自転車2台シューンって走らせてパン屋さんに向かいます。
そこのパン屋さんには、お目当てのパンがあります♪
名前はホルン。
パウダーシュガーでお化粧された、何とも魅力的なパンです。
筒状になっていて、サクサクしっとりしたパイ生地の中に、たっぷりの生クリーム。
たっぷり過ぎて食べるのにコツがいるパンでした。
私も弟も大好きで、1個120円か150円。
今だと、400円~500円くらいしそうなパンです。
意外と難易度が高めな、パン選び。
パンをつかむトングって、小さな手だと難しくてトレイに移動させる時ちょっと緊張するんですよ。
トレイも水平に持ってないといけません。
こうゆうときに限って、弟という生き物は、自分のパンは自分のトングで掴みたいと駄々こね出します。
誰かのおかげで、自分のわがままが通ることに早く気づいてくれと耐えるばかり(笑)
案の定、パンを落として半泣きで私を見つめてきます。
もう、ため息しかでませんね。
忙しそうに、焼きあがったパンをオーブンから出しているのが見えて私たちは…震え上がる。
天板の音がガチャンガチャンと響き渡っていました。
すいませーんって、お店の方を呼ぶ私の声は蚊の鳴くような声だったでしょう。
お姉ちゃんの宿命なんですかね。
ここで私悪くないんですって無視を決め込んだら、後で母に叱られるのは自分だと容易に想像ができました。
その方がコワイ(^^;)
頼ってくるくせに、めちゃくちゃつげ口する生き物。弟。
最近、そんなことをフラッシュバックするような光景を目の当たりにしました。
近くのスーパーに来ていた可愛いらしい小さな姉妹。
多分、お姉ちゃんが小学校一年生くらいです。
妹ちゃんが駄々をこねていて、お姉ちゃんはとても困っている様子。
すると、小さいお姉ちゃん、すんごい大きなため息をはきました。
あきれながらも、妹が来るのを待っています。
お姉ちゃんは、妹の服を引っ張って歩くように促すと、ついに泣き出してしまいした。
お姉ちゃんは床に足をドンドンして、イライラ最高潮といった感じで、心配になってきたので話しかけようかと思いましたが、ぐっとこらえました。
次第に、お姉ちゃんのお顔は疲れ果て、泣いてる妹の手を引っ張りながら帰っていきました。
泣きたいのはお姉ちゃんなんですよ。きっと。
下の兄弟を、見るってめっちゃ体力と神経使うんだなって感じます。
あんまり年が変わらなくても、お姉ちゃんやろと言われる生き物。姉。
そういえば、双子の友達も言われてましたね(笑)
お姉ちゃんやろと、叱る母のことを、下の兄弟はしっかり見ています。
お姉ちゃんの言うこと聞きなさいよーと母、あまり弟に効果はなかった。
おりこうさんの弟もいると思いますけどね(^^;)
母たちとは離れて暮らしていたので、お姉ちゃんやろという理不尽な感覚と、泣いて要求を通そうとする弟の実態を中々つかめなかったです。
兄弟だったら当たり前だと思うのですが、何だか異空間でした。
子供の頃から兄弟という関係をいつも俯瞰してみていたと思います。
スーパーで見かけた小さいお姉ちゃんのお小遣いアップしますように⭐︎⭐︎⭐︎
お小遣いは物質的すぎかな。お願い事が叶いますように☆
とても、可愛い姉妹でした☆
ちょっと話はそれましたが、2人だけで朝ごはんを買いに行き、2人だけで食べていました。
早食いの弟は、歯も磨かずにランドセルを背負って出かけます。
私はというと、良くも悪くもおっとりしていて、もう食べられへんと一言、母に伝えてから身支度をして出かけます。
めざましテレビの隅っこの時計をチラッと見て
「もう、よかけん、早よ行きなさい」
と言い、残りのパンはあとで母が食べてくれます。
母は、九州の人なので家では、ほとんど九州弁でした。
私も話しますが、子供の頃覚えたので九州弁だと、ため口になって敬語だとと大阪弁に戻ります(*´▽`*)
最後まで読んでくれてありがとうございます。
こちらからも遊びにいきますね♪
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