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個人事業主として働き始めて感じたこと(感想編)

はじめに

どうも、あきです!

私は精神保健福祉士として個人事業主を営みながら支援を行っている(半)独立型の精神保健福祉士として働いています。

今後の投稿では開業してみた感想シリーズとして、

①事業所を立ち上げて初めて感じたこと
②開業に向けて準備をしたこと
③実際に支援を行ってみた感想
④スキルアップの必要性

この4つをお伝えできたらと思っています。

今回の記事では「①事業所を立ち上げて初めて感じたこと」についてお話をします。

開業までのハードルについて


この点については、多くの方が感じている点ではないかと思います。

・開業はどうやってするのか
・(個人事業主として)開業する時に考えること
・生活が成り立つのか

など、事業を立ち上げるまでにわからないことが山積みで、ハードルがあると思います。

(私もすごく悩みながら進めていっていたので)これから一つずつ私の体験談としてお伝えしていきます。

・開業はどうやってするのか

個人事業主として開業する場合、所管の税務署に開業届を申請する必要があります。

この書類の作成や提出は、今は様々な方法があって書類の作成をサポートしてくれるアプリや、オンラインで申請できるアプリもあります。

私自身は、個人事業主の開業支援サービス『マネーフォワードクラウド開業届』を利用して開業届を作成しました。(申請そのものは郵送になります)

マネーフォワードクラウド開業届

色々あるなかで、マネーフォワードを選んだのは無料で簡単に使えることと、単純に使っている会計ソフトがマネーフォワード製のものだったからです。

今はアプリを活用すれば申請そのものは大きな手間がかからないようになっています。

・(個人事業主として)開業する時に考えること

ただ、申請が簡単になったとはいえ、開業をするか悩まれる方も多いのではないかと思います。

まず、開業には私のように個人事業主として開業する方法と法人を設立する方法の大きく分けて二つの方法があると思います。

法人設立についてはYouTubeでも様々な解説動画が出ていますので、詳細はここでは省きます。仲間と事業が起こせそうであれば、視野にいれて良い方法だと思います。

次に、個人事業主として開業をする時には、考えるポイントは三つあります。

  1. そもそも仕事はあるのか(見込めるのか)

  2. 事務所やフィールドをどこに設定するか

  3. どんな生活像をイメージしているのか

1については、根本的な問題で例えば業務委託で仕事を請け負えそうか、あるいは、誰のどんなニーズに対してどのようにサービスを提供し収益を得るのか。実施前なのであれば、本当に生計が成り立つ見込みはあるのか、は考えるべきポイントになります。
もし、まだやりたいことやニーズがあると思うことがあったら、まずは調査をして見込みをチェックすることが大切です。(競合他社を知ることも重要になってくると思います)

仕事があって、見込めそうだ…となると、2の課題にぶつかります。
次のノートで詳細を解説しますが、事業所を持つのかバーチャルオフィスにするのか、活動するフィールドはどの辺りに想定するのか、地域特性も併せて考えながら検討していくことになります。

3はある意味、最終チェックになります。
雇用契約の基で働くことか得意な人、上司や同僚がいた方が安心して働ける人、様々な価値観に触れながら働きたい人、心地いい生活は人によって様々です。
また、開業したばかりの時は収入も下がることが多いので、生活レベルをそこに合わせられそうか、不安定な環境のなかで自己決定を続けながら生活することができそうか、自分の理想する生活のイメージと比べて考えてみることをオススメします。

私の場合、収入よりも「こんな社会がきてほしい」や「こんな人たちにサービスを届けたい」といった気持ちの方が強かった為、開業する選択肢に至りました。

そうはいっても、開業したいけどどうすればいいか悩むという人は、開業について、難しく考えるべきポイントと難しく考えなくていいポイントがありますのでご紹介いたします。

開業について、難しく考えるべきポイントと難しく考えなくていいポイント

まずは難しく考えなくていいポイントですが、開業をする際に法人化した方がいいのか、任意団体にした方がいいのかについてです。ケースによりますが、基本的に、仲間や顧客がついていない状況のなかで開業をするとなると、個人事業主としてスタートすることになると思います。
実際に開業してみて思ったことは、細かな法人格などの検討は後回しにして、まずは事業について調査して深掘りし、スモールにコンパクトに始められるように工夫する方が有益だとと思いました。

次に難しく考えるべきポイントについてですが、それは健康保険と雇用保険についてです。
もし、あなたが今後、失業給付をもらいたいと考えている時には、開業はやめた方が良いかもしれません。
開業している時には仕事をしているとみなされる為、受けられなくなる可能性が高いです。
失業給付を受ける可能性がある時には、いったん開業を先に伸ばして、落ち着いて準備してから事業を始めましょう。

また、国民健康保険の場合、傷病手当がもらえなくなります。もし、健康的な問題を抱えて、お休みすることが多い時には、その点は問題なさそうか考えてから開業することをおすすめします。

・生活が成り立つのか

独立型として働いている人の多くがどうしているのかはわからないのですが、私のような零細個人事業主事務所では、基本的には「二足のわらじ」で生活をしていく事になります。

個人事業主として活動する傍ら、アルバイトや常勤/非常勤としての仕事を掛け持ちする、そんな生活になります。

もし、個人事業主として、一ヶ月~万円とまるめで報酬をもらっている時には、業務を達成させさえすればあとは自由時間なので、かなりフリーな時間ができます。
そこで、気になっていたアルバイトをやってみたり、やってみたかった仕事を併せてできるのも、この働き方の魅力です。
(私自身、開業しながら仕事を2つ掛け持ちして、色々な現場を経験したことがあります)

収入が不安定になりやすい個人事業主ならではの特性として、掛け持ち生活は珍しくないことです。
そして、そんな働き方だからこそ、独立型として隙間を埋める活動もできる。

もし、今は開業するアイディアはないけれど、業務委託で仕事を割り振りたいという話を聞いたり、そうした求人を見つけた時には、まずは話を聞きに行ってみませんか。

そこがあなたが独立型の支援を始める第一歩になるかもしれません。

生活の感想


最後に私自身の今の生活の感想ですが、楽しいです。
オフィスもなく、PCとノートを持って駆け回り、委託を受けた仕事や非常勤としての仕事に精を出し、新たな仕事の開拓に向けて準備する。
こうした生活は、かなりバタバタしたものですが、充実感もあります。
ぜひ、やりたいと思うことがある人や、社会のニーズを感じ取っている人は、そこから飛び出す方法を諦めずに探していってください。

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